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祝・9ヶ月記念 「発情する娘たち~イーライの去勢手術」前編 [記念日]

秋も深まりはじめた先月の下旬、生後8ヶ月を過ぎた4姉弟に ある変化が起ころうと

していた。

最初の発情期である


遂にこの時が来てしまったか・・・


「ニセ・物知り親父、衝撃の発見」で、猫は血縁同士でも交尾し子供をつくると知った時

以来、覚悟はしていたのだが、実際目の当たりにすると結構ショックなものである。

子供たちが全員(♀)の女系家族なら、ニャアコの脱走さえ気をつけてれば、そんなに

深刻にはならずに済むのだが、イーライという問題児(♂)がいるだけに厄介だった。


♀4匹に♂1匹、確実な避妊対策をするなら金銭面から言ってイーライに去勢手術をする

のが妥当なところだろうと常々思っていた。


イーライに関しては数ヶ月前から既に発情してたのか、もとから天然なのかしょっちゅう

3姉妹にちょっかい出していたのだが、そのつど一蹴されるかエスカレートして

取っ組み合いのケンカになるかのどちらかでハナから相手にされてなかった。

その様子を見てるかぎりではこんな仔猫たちが、もう交尾して出産できるようになる

なんて到底信じられなかったのだが・・・


ラム、チー、ビジンダーの3姉妹で最初にその兆候が表れたのはチーだった。

初めはちょっと鳴き方が変わってきたかな?という程度だったのが、仰向けになって

体をくねらせたり、自分のほうからイーライに擦り寄っていくなど今までになかった

行動をとるようになり、それは文字通り日に日に露骨になっていき、ある日ふと見ると

遂にチーの上にイーライが乗っかっていたのだ!

生れて8ヶ月かそこらで、まだあどけなさが残るチーが媚びるように鳴き、当たり前の

ように背後から覆いかぶさるイーライ(!)

それは悪夢のような光景だった。


もちろんこうなるまで手をこまねいて何もしなかったわけではない。

チーに最初の兆候が表れた時に動物病院にイーライの去勢手術の予約をいれたのだが、

あいにく既にいろんな手術の予約で病院の日にちが空いておらず翌週まで待たなければ

ならなかった。

本当なら生後7ヶ月目である9月ごろに手術させたかったのだが、ちょうど運動会の

準備で疲弊しきっていて時間もなかったし、運悪く愛車が故障し予想外の出費で金銭的

にも打撃を被っており、やっとのことで無理やり条件を整えれたのが10月末だったのだ

「くそー!もう1週間早く予約が出来てれば~」

悔やんでも仕方なかった。せめてビジンダーとラムが発情するまでに間に合ってくれー


しかしその願いも虚しく、続いて孤高の姉貴・ラムにもその兆候が・・・


(つづく)







祝・7ヶ月記念 「祝福の橋」 [記念日]

9月17日で、おはぎ4姉弟は7ヶ月になりました。

7ヶ月にもなると、そろそろイーライの去勢の問題やら、以前からラムの腹が妙に

出っ張ってる(妊娠ではなさそう)のが気になって、一度病院に行かねば・・・とか

さまざまな悩みも出てきます。


この日はちょうど、息子の11歳の誕生日でもあったのですが 夕方、空を見ると

大きな虹が・・・

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画像ではよくわからないかもしれませんが、なんとダブルで!

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「なるようになるから心配するな」

と、言ってくれてるようで嬉しかったです。

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しかしデカいな・・・



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1年前までは猫に触ったことすらなかったのに、今ではすっかり10人家族

(5人+5匹)のビッグダディと化してしまった・・・

家族が増えると、その分、心配も増えるのは仕方がないか・・・


祝・6ヶ月記念 「イーライ・・・またお前か・・・」 [記念日]

我が借家は和風の建て方でほぼ全ての部屋が障子で、今や四姉弟によって全部破かれて

哀れ骨組みだけになってしまってる現状で、唯一、ドアの部屋があり、放蕩息子ならぬ放尿息子

イーライや、爪とぎ魔の「おしゃれ番長・チー」 の被害から守るべく、貴重品をこの部屋に避難させ

ているんですが、これがまた イーライがこの部屋に興味しんしんで、廊下でジッと待ち構えては

ドアが開いた瞬間に元阪神の盗塁王・赤星選手並みのスタートダッシュで滑りこんで、部屋に

入ると同時にいきなりバタっと真横に倒れこむという謎の行動を毎日のように飽きもせず繰り返して

おります。 急いでドアを閉めてイーを挟んでしまってもいけないので仕方なしに通してやり、

厳重な監視のもと、しばらく寛がせてから部屋の外に出すというふうに徹底してたのですが・・・



前日、夏休みということで神戸の実家に2週間ほど遊びに行っていた次女を迎えにいくために

準備していて、さあ後は着替えて出発だという段階でズボンを手にとった瞬間・・・

「○☆×▲□♂¥#〒▽★◎∞?!~」


なんと・・・

買ったばっかりの・・・

おニューのズボンに・・・

何故か・・・

「お~ねしょのォ~地図はァ~宝島ァ~♪」


ギャー!イーライー!貴様~!

まるで私がいい歳して おねしょしたズボンを隠してたみたいじゃないかー!


・・・いやいや、そういう問題じゃなくて今何時だ?

出発時間5分前

まあ今回は高速バスでなくてマイカーで行くことにしてたので、それほど時間に拘ることも

なかったのだが、洗濯しなおしたりしてたら1時間ほど遅れてしまった。


それにしても、いつの間に・・・


しかも、せっかくの誕生6ヶ月記念の記事がまたもやイーライにオイシイとこを持っていかれて

しまったのでした。 

ハァ・・・先が思いやられる[たらーっ(汗)]

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来週も、皆さんに良いことが沢山ありますように[黒ハート]










祝・5ヶ月記念 「放尿息子の帰還 (後編)」 [記念日]

イーライがいつ出て行ったのかはわからないが、居なくなったのを発見してから丸1日が経った。

ノラとして酢も甘いも噛み分けて、脚が折れても したたかに生き抜いてきたニャアコならともかく、

生後5ヶ月近くまで単独で外に出たこともない子猫が果たして無事でいられるのだろうか。


この日も昼休憩に車を飛ばして家に帰ったが、やはり戻ってる形跡はなかった。

仕事が休みだった妻が、2日ほど前に イーライがシッコした布団を干していた

自分の尿臭を頼って帰って来るのを期待したが、これも効果がなかった。



夜になった。



夕食の時、誰もがイーライの安否を心配したが 私の逆ギレを警戒してか 落ち込みように同情

してか、脱走の原因となった前日の鍵の閉め忘れを責める者はいなかった。

だが、このまま帰ってこなかったら この先ずっと「あの時、鍵を閉めてれば・・・」と、後悔する

ことになるのだろう。


イーライが1日居ないだけで家の中の尿臭がしなくなり、朝も静かになったが それと引き換えに

猛烈な喪失感に襲われる、もちろんニャアコをはじめ残りの3匹の娘たちも大事だが、イーライは

イーライなのだ。

口にはしなかったが妻はきっと「イーが戻ってくるんだったら(多少は)シッコ くらい許すよ」と

思っていたに違いない。

子供たちの学校で「黒猫の死体がアガった」という話題が出てないことが、せめてもの希望だった。


午後10時頃、ニャアコを連れて外に出てみる、昼間は晴天だったのに夜は2日続けて月のない

曇り空で今にも雨が降りそうだった。

「そのうちひょっこり帰ってきたして」という希望的観測がどんどん薄れてゆく。


ガサッ!

「ニャー」


あ!帰ってきたのか?

違った。たまたま生ぬるい風が吹いて木の葉っぱが揺れたのと家の中で子猫の誰かが鳴いた

だけだった。


これで緊張の糸が切れてしまったのか1時間ほどで家の中に入った。

妻の落胆も相当なものだった。


もし家の外でイーライが鳴いた時、聞こえやすいように窓がある部屋で待機がてらに本を

読んでいるとウトウトし、やがて寝てしまっていた。


どのくらいの時間が経っていたのか妻がドタドタと走りながら部屋にやってきた

「お父さん!お父さん!何か声が聞こえるよ!ほら、ニャー言うてるよ、イーだよ絶対!」

夢なのか現実なのか(こんなんばっかり[あせあせ(飛び散る汗)])とりあえず、どこに置いたかわからない

眼鏡をさがして急いで玄関の戸を開けた。


なんと! イーライがそこに居た。


寝起きだったのでこれが夢でないことを祈った。


いやー良かった。本当に良かった。


興奮も冷め遣らぬ30分後、猛烈に雨が降り出した。

放蕩息子イーライが雨を察知して仕方なしに戻ってきたのか

それとも、帰り道を捜して捜してようやく我が家に辿り着くまでお天道さまが

雨を降らすのを待ってくれたのか。



イーライは帰ってきて初日こそおとなしくしていたが、2日目いきなり妻のお気に入りの

バッグの中にシッコしていた。

「も~ホンマにコイツは~!」


こうして我が家には喧騒と言う名の日常が戻り、招き猫の4匹の子供たちは無事に揃って

誕生5ヶ月目を迎えることが出来たのでした。めでたし、めでたし[黒ハート]



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イーライです[黒ハート]


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ビジンダーです[黒ハート]・・・あれ?ブルーだったかな?

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ブルーです[黒ハート]・・・あれ?ビジンダーだったけ?

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ウルトラニャン・・・じゃなくてチーです[黒ハート]

ジョンとポールは勿論のこと、ジョージとリンゴのどっちが欠けても

ビートルズにならないように、君らも4人で一つなんだろうね[ハートたち(複数ハート)]

いつもながら図々しい喩えよね・・・[たらーっ(汗)](ニャアコ)

でも生れてすぐに星になってしまった、もう1人の兄弟のことも

いつまでも忘れないであげておくれ。

生れて5ヶ月目おめでとう[ぴかぴか(新しい)]

君たちがいつまでも元気で暮らせますように、

そして訪問してくださる皆様に良いことが沢山ありますように・・・[夜]





























祝・5ヶ月記念 「放尿息子の帰還 (前編)」 [記念日]

「あなたがたはどう思うか。ある人に百匹の羊がおり、その中の一匹が迷い出たとすれば、

九十九匹を山に残しておいて、その迷い出ている羊を捜しに出かけないであろうか」

                                (マタイによる福音書 第18章12節)




7月某日

珍しく静かな朝だった。

いつもなら目が覚めると同時に、既に待ち構えていたニャアコが近づいてきて顔を擦りつけ

外に出せとしつこくせがみ、4匹の子猫たちが家の中を全速力で走り回りながら、所狭しと

じゃれあってる時間のはずだった。


ゆっくり朝食を食べるのも久しぶりだった、時間にも気持ちにも余裕があったので、ケータイ

を片手にヤホーの星占いをみると私の星座は「今日の運勢」で1位だった。

うーむ、これは縁起がいい!今日は何かいい事があるかもよ、フフフ・・・

そう思いながら朝食を終え、洗面して出勤すべく居間を出た。


「あーーーーーーーーーーーー◎※■☆▲▽▼¥~~~~!!!!」


なんと玄関の戸が開いてるではないか!

昨日、夜遅く帰ってきた時、疲れ果てて鍵をかけるのをうっかり忘れてしまってたのだろう、

ニャアコが器用に戸を開けて脱走してしまっていた。

どおりで静かなわけだ、以前、一度全員が脱走してしまった事があったが、その時は5匹

全員が居なかったのですぐにわかったのだが、今回は朝起きた時に子猫が2匹居るのを

見ていたのですっかり安心しきってしまってたのだ。


大急ぎで玄関から外に出て辺りを見回すが、近くに気配はなかった。

仕方がないので中に戻ってニャアコ以外に逃げた奴がいないか確認する、とりあえず

家に居るのは ブルー(仮名)と チー(仮名)の2匹だけだった。

ニャアコと ビジンダー(仮名)、そして四姉弟中、唯一の雄猫の イーライが脱走したのか・・・


出勤ギリギリまで近くを捜したが誰1人見つけることが出来ず、仕方なしに家を出た、

職場である病院に着いても気が気でなく、妻が出勤する直前の時間に電話をした。


妻の報告によると、ニャアコはその後、当たり前のように自分だけ帰ってきたようで、ビジンダー

は最初から家のどこかに隠れてたみたいだった、結局 イーライだけが最後まで戻ってきてない

との事だった。

ますます気が気でならなくなってしまった。


ひょっとしたら家族全員が出払った後、ひょっこり帰って来てるのではないか、カラ梅雨の

炎天下の中、締め出しをくらって家に入れず鳴いてるイーライの姿を想像し、昼休憩になった

瞬間、急いで家に帰ったが 戻ってきてる形跡すらなかった。


更にひょっとしたら・・・と期待を込めて仕事が終わってから家に急いで帰ったが、やはり

イーライは戻ってなかった。


7月になってからは陽が落ちるのが長くなった、明るいうちはウチの周りも人が多いので

多分、出てこないだろうと思い、暗くなるのを待った。


夕食の場で家族全員が イーライのことを心配していたが、意外にも一番落ち込んでいたのは

妻だった。

他の3匹と違い、布団や毛布の上に遠慮なくシッコしまくるイーライは妻の天敵だった。

「もう!お父さん!イー、またシッコしてるやん!もー猫いらんわ、ホンマにいらんわ・・・

どっか旅に出たらええのに・・・ホンマにいらんわ・・・あー臭せ」

というのが毎日の口癖で、実際いなくなってホッとしてるのかと思いきや

「どこいったんやろね・・・早く帰ってきたらええのに・・・今どうしてるんやろねえ、帰り道が

わからへんのと違うかなあ」

と、心配で心配でしかたないみたいだった。


夕食が済み、ようやく外が暗くなってきたころ第一次捜索隊が出発した。

が、この日は月が出ておらず、実際に陽が落ちると真っ暗すぎて何も見えなかった。

「イーや~!イーライー!」

名前を呼んだり、口笛を吹いてみたり、舌をチッチッチッと鳴らしてみたりしたが全く反応は

なかった。

一旦、家に入り11時頃に今度はニャアコを連れて第二次捜索隊が出発する。

ニャアコの鳴き声に反応して戻ってくるのに賭けたのだ。


しかし2時間近くニャアコと外で待っていたが、結局ウンともスンとも反応はなかった。


この真っ暗闇の中、イーライは怖い思いをしてないだろうか・・・

用水路に落ちたり車に轢かれたりしてないだろうか・・・

母親や姉妹を思い出したり腹をすかして泣いてないだろうか・・・


家族の心配をよそに無情にも夜が明け、朝がやってきた。

イーライは帰ってこなかった。

(後編につづく)

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放蕩息子ならぬ放尿息子 イーライ・・・
一体どこへいったのか、
ちゃんと帰ってこれるのか・・・

「タイトルで思いっきりネタバレしてるけどね」(ニャアコ)
























祝・4ヶ月記念 [記念日]

おかげさまでニャアコの子供たちが、この世に生を受けて

今日で4ヶ月

先月からの1ヶ月で4匹とも めちゃくちゃデカくなりました!

ヘタしたら どれがニャアコかわからないくらいです。

それぞれの性格も さらにはっきりしてきて

「ウチの家族に懐く派」が2匹

「まったく関係ねーよ、わが道を行く派」が2匹

でも、普段 知らん顔してる2匹が たまに思い出したように

膝に乗ってきたりすると、も~それはそれでたまらん可愛さです。


これからも みんな元気に暮らしてゆけますように[目]
そして訪れてくださる皆さんに、良いことが沢山ありますように[夜]



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祝・3ヶ月記念 [記念日]

先月の「2ヶ月記念」の時は さんざんな1日でしたが

今日の「3ヶ月記念」は穏やかに過ぎそうです。

しかし1ヶ月ってあっという間ですね。


それにしても大きくなりました、子供たち。

4匹とも信じられないくらい元気です。

も~う毎日 大変です。

で、最近ようやくそれぞれの区別がつくように

なりました。

このブログでも紹介していけたらと思ってます。


とりあえず「去年の秋編」は、あと2~3記事書いたあと

「貧者のディズニーランド」という記事で締めくくり

ようやく平成24年に入る予定です。


今日は雷がすごかったですが、夜、ニャアコと

一緒に、雨が止んでる間に家の前に出て外を眺めてました。

半年前は虫の声、今はカエルの声

ニャアコと一緒に三つの季節を過ごしました

初めての今年の夏は どうなることやら・・・


これからもニャアコと子供たちが、ずっと元気で過ごせます

ように、そしてこんな訳のわからんブログを読んでくださってる

皆様に良いことが沢山ありますように[夜]
































愛と苦しみの「祝・2ヶ月記念」後編  [記念日]

息子の咳とニャアコの脱走、子猫たちの深夜の追いかけっこで

すっかり寝不足のまま朝を迎えた

仕事に出る前にコタツのテーブルでパンを食べてると

子猫がテーブルの上にあがってきて、トーストのパンくずを

食べ始めた。

「こらこら」

そう言って掴んでテーブルの下におろすと、今度は別の子猫が

あがってくる、

「こらこら」

今度はまた別の子猫が・・・

小さなテーブルの三方から入れ替わり立ち代り次々に上がってくる。

下から狙いを定めてジャンプする奴、向こうの方から助走をつけて

勢いよくジャンプする奴、個性もさまざまだが感心してる場合では

なかった。

「お・ま・え・ら・な~」

ちぎっては投げちぎっては投げ・・・ではなく、掴んではおろし

掴んではおろしを繰り返し、何とか食べ終わったが

まったく食べた気がしなかった。

息子の咳も心配だが、これからこんなんが続くかと思うと

先が思いやられる。

なんとか共存出来るよう、知恵を絞ってゆくしかないな。



それにしても色が黒いという以外はニャアコにまったく

似とらんがな。

まあ、それでも無事に育ってくれてありがとう。


















愛と苦しみの「祝・2ヶ月記念」中編 [記念日]

どうやって家の中から脱出したのか、何故かニャアコが外に居た。

これは非常にまずい

まだ避妊手術をしてもらってないので下手をすると、また妊娠して

しまう。今でも大変なのに、さすがにこれ以上は無理だ。

「こら、ニャアコ、こっち来い」

近づくとスタスタと逃げてゆく、まずい。

ニャアコが本気を出して走った時の速さは、およそ3本脚とは思えない

スピードだ、遠くに走り去られると大変だ。

「これ、ニャアコおいで」

微妙な早足で縁の下に滑り込もうとしたところを、なりふり構わず

追いかけて、間一髪、尻尾をつかんだ。

何とか捕まえて家の中に入ったが一体どこから脱出したんだ?

そういえば娘が何日か前、窓ガラスの下の方が開いていると

言ってたな・・・

ガムテープで補強していたはずの窓ガラスは、ニャアコが爪で剥がして

しまって脱出が出来るほどの空間が出来ていた。


冬物の服をしまってあるダンボール箱で窓の穴を塞ぎ、もう寝ようと

思ったが、ニャアコの「外に出せ」という鳴き声と、息子の咳、そして

家中を走り回るニャアコの子供達の足音で、なかなか寝つけなかった。



なんとも最悪な2ヶ月記念日だった。

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愛と苦しみの「祝・2ヶ月記念」前編 [記念日]

一昨日、4月17日は、ニャアコの子供達が生れてちょうど2ヶ月めだった。

それを記念して「祝・2ヶ月」という記事を書くつもりだったのだが

町内の役員会が遅くまであって、しんどかったので次の日に書く事にして

寝た。



夜中、息子の咳き込む声で目が覚めた。

午前1時半

ついに息子にも喘息が発症してしまったのだろうか

私が父親の悪い所だけを遺伝してしまってるように、息子も私の心身共の

悪い所ばかり受け継いでしまってるみたいだ。


とりあえず、咳止めの薬を飲ませて落ち着かせようとしてると、息子の

咳に紛れて遠くの方から猫の鳴き声が聞こえてくる・・・家の外か?

「チッ、またどこぞのノラがニャアコを誘ってるのか」と思ったが、

・・・嫌な予感

他の子供達が寝てるのも構わず、電気を点けて辺りを見回しても

ニャアコの姿が見当たらない

まさか!

ケータイのライトを頼りに外に出た

春の夜風に乗って確かに猫の鳴き声が聞こえる。

声のする方へケータイを向けてみた

暗闇にまぎれて黒い猫が・・・

ライトを避けるように逃げる足取りがおかしい

いつも見ているビッコをひいたような歩き方・・・

嫌な予感、的中


「ニャアコ、何でお前が外におるんや」

(つづく)

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