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無理矢理ご挨拶 [雑感]

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今年もあと3時間たらず。
年々、内容が質・量ともにダダ下がりの
当ブログにお越し下さった皆様。
本当にありがとうございました。
2021年が皆様にとって健康で、喜びと幸せに
満ちた日々になりますように。

イロドリウサギ&ニャアコ


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いなくなって知る、その人の素晴らしさ [雑感]

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あまりにも色々な事があった2020年も
残すところあと数日。

コロナで始まり大寒波で幕を閉じようと
している混沌の一年ですが、今年は特に
日本芸能史に於いても(悪い意味で)後世に
語り継がれる年になってしまったのでは
ないでしょうか。

志村けんと岡江久美子さんのコロナ禍での
逝去、女子プロレスラーの木村花さんの
自殺の衝撃も冷めやらぬ中、矢継ぎ早に
続いた芸能人死去のニュース。
それも病気や事故などではない、ある日
突然、原因不明の「自殺」疑惑・・・

特にショックだったのは
三浦春馬くん
芦名星さん
竹内結子さん
芸能界に全く関心のない、テレビも殆ど
見ない私でもよく知ってるこの3人が
僅かな期間に立て続けに原因不明の
「自殺」で亡くなったという事実でした。

竹内結子さんはデビュー間もないチョイ役
の頃から、ずーっとブラウン管の中にいる
のが当たり前のような、日本を代表する
女優さんの一人で、ついこの間も映画の
「旅猫リポート」で見たばかりだったし、

芦名星さんも、キムタクとニノ
(馴れ馴れしいなオイ)のW主演だった
「検察側の罪人」、松坂桃李くん主演の
「不能犯」で、それぞれ出番は少ない
ながら強烈なインパクトを放っていただけ
に、この2人が今はもういないなんて、
数カ月経った今も信じられません。

三浦春馬くんの出てる映画やドラマは、
かなり昔の「ブラッディマンデー」くらい
しか見ていなくて印象になかったのですが
「キンキーブーツ」というミュージカルの
舞台で、ドラァグクイーンの役を演じてると
聞いて、機会があれば見てみたいと思って
いた矢先でした。

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以前、このブログのカテゴリ「オススメ」で
紹介したお気に入りの小説「マカンマラン」

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この作品の主人公がドラァグクイーンと
いうこともあって、もし、ドラマ化される
ことがあったら、彼が主人公を演じられるん
じゃないか?いや、まだちょっと若くて貫禄
に欠けるかなあ…
などと勝手に想像したりしてたんですが、
前日、ネットでその「キンキーブーツ」の
ワンシーンを動画で見て、三浦春馬という
役者の演技と存在感に圧倒されました。

こんなに凄い演者だったとは・・・

彼ならきっと、マカンマランがドラマ化
されたら見事に主人公を演じられただろうに
と思うと残念で仕方ありません。


そして彼が生前、雑誌の連載で、日本の
47都道府県を4年間かけて自分で訪れ、その
県の名産や伝統を紹介した企画を一冊にした
「日本製」
という書籍が出版されていたということを
知り、興味があったので購入しました。

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今まで、「三浦春馬」と聞くと
日本に沢山いる若手イケメン俳優の一人
というくらいのイメージでしたが、
この4年間の集大成の一冊にに記されてる
彼の誠実な人となり、
自分が生まれ育った日本と言う国を
愛する純粋な気持ち、
取材で得た貴重な出会いや経験を、芝居で
活かしてゆこうという情熱、
そして
彼の語っているこれから先の未来・人生…

もう、涙なしでは読めませんでした。

彼の死因に関しては自殺ではなく、何者か
によって命を奪われた、という説が
まことしやかに、しかし、根強く流れて
います。
私も、彼が自ら死を選んだとは、とうてい
信じられません。

真相は定かではないし、たとえそれが証明
されたところで、彼は帰って来ません。
ファンでも何でもない私でさえ、これほど
辛い気持ちになるのに、彼を応援していた
人、彼を支え、彼に支えられていた人達の
思いを考えると、胸が締め付けられます。

彼のこれからの人生…彼だけでなく、全て
の人の命は一つだけであり人生は一度だけ
です。

他人から見ればつまらない存在であったと
しても、私は自分の命も、他者の命も
大切にする人間でありたいと思います。

そして
理不尽な世の中に踏みにじられ、命を
奪われた人達、自ら命を絶たざるを
えなかった人達の魂が、いつか救われ、
慰められますようにと願ってやみません。


最後に、宣伝する気はありませんが、
三浦春馬くんが残した”作品”である
「日本製」
機会があれば、ぜひ、見ていただきたいと
思います。




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心の準備を [猫]

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今やすっかり不定期投稿…かつ、あまりにも
薄い内容になってしまったにも関わらず、
いつも当ブログを訪れて下さる親愛なる
皆様へ

書くべきか伏せておくべきか、かなり迷い
ましたが、隠したまま年末に、このブログの
9周年を迎えるのもどうかと思い、また、
わざわざこんなブログを見に来て下さる方は
多少なりとも私とニャアコの日常に関心を
持ってくれてる奇特な方であり、そんな
「心の友」ともいうべきファビュラスな皆様
には知っておいてもらっていたほうがいい
のでは…と、考えて思い切って今回、記事に
しました。

今日、かかりつけの動物病院で、ニャアコが
「乳腺癌で、余命も長くて3ヶ月位だろう」
と宣告されました。

2011年の秋に我が家に辿りつき、9年の月日
が流れ、当時推定6歳くらいと言われていた
ニャアコも現在推定15歳になりました。

去年あたりから老化の現象が目に見えて著し
くなり、さらに素人の私が見ても
「これ、ひょっとして猫の癌じゃないのか?」
と思うような体の変化もあったので、いつ
何があっても後悔しないように覚悟を決めて
いたつもりでしたが、やはり、面と向かって
余命宣告、それも長くて3カ月と宣告される
と辛いものがあります。

これまでも、一緒に過ごしている一日一日が
貴重な日々だ、と言葉では言っていましたが
これからは本当の意味でかけがえのない時間
となってゆきます。


自分の気持ちを落ち着かせるためにも、今回
あえて記事にしましたが、次回からはまた
どうでもいいような、くだらない話を書いて
いきたいと思ってますので、引き続きお付き
合いいただければ幸いです。


イロドリウサギ&ニャアコ





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夜の「貧者のディズニーランド」 [貧者のディズニーランド]

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めっきり朝晩の冷え込みが厳しくなり
早くも冬の足音が聞こえてきそうな
今日この頃。

秋の美しさを堪能できる内に、ちょっと
ドライブがてら遠出したい…と思いつつも
仕事が忙しく、ようやく8日ぶりに休みが
とれた~と喜んでたら、前日まで絶好の
行楽日和が続いていたのに、その日に限って
朝から一日中、嫌がらせのような土砂降り…
しかも翌日からはまた快晴続きという!

悔しいので、前日、16時に仕事が終わった後
、車をとばして「貧者のディズニーランド」
こと水木しげるロードへ

しかし、秋の日は釣瓶落とし

16時の時点で、空模様は既に何とも言えない
愁いを帯びた色合いに(笑)

約1時間半の道中、どんどん寂しくなってゆく
景色を眺めながら、明日も仕事あんのにワシ
何やってるんやろという気持ちが湧いてくる…

いや、しかし今日を逃すと今年ももう、
どこにも行かないまま終わってしまうぞ。
と気持ちを奮い立たせ、「見えんけどおる」
水木ロードの愛しい住人たちとの再会を急ぐ。

ようやく17時20分頃に到着!

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秋風が吹く港の町を船が出てゆくように~♬

もうすっかり、日は暮れかかってました。

さらに!何と!

水木ロードの商店街の店がほぼ全部、
閉まってるじゃないか!

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ガーン!

これからがオバケが出る時間なのに、17時で
ほぼ全ての店が営業終了とは!

唯一開いてたのは妖怪と直接関係なさそうな
天然石のお店だけという(笑)

とりあえずせっかく来たんだから…と
商店街の端から端まで歩いてみる。

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店が閉まってるのは残念だけど、これはこれ
で趣はあるかな。

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「妖怪ショップゲゲゲ」の前のベンチで
黒猫ちゃん発見!耳を怪我してるんかな?


NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」で大ブレイク
する前は、こんな感じだったんかななどと
思いながらブラブラしてると、半分閉まり
かけてる店のショーウィンドーに、素通り
出来ないシロモノが目に入った。

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ジャ~ン♪

これまた妖怪と関係ない「手作り猫」
形が同じで色違いの猫たちが10匹くらい
並んでて、このまま手ぶらで帰るのも
勿体無いなと思い、買って帰ることに。

福祉施設の方々の手作りということで
売り上げもその施設に上がると聞き
ほんのちょっとだけいい事した気分。
ホントは黒猫にしようかなと迷ったけど
一番目立ってたこの子に決めました。
店主さんから
「大阪のおばちゃんみたいな柄ですな」
と笑われてました。

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本家のディズニーランドと違い、夜に
なるとアトラクションや百鬼夜行ならぬ
エレクトリカルパレードがあるわけでも
ないので、観光客も数えるくらいしか
いなかったけど、その代わりに…

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こんな感じで道路に妖怪のシルエットが!


初めて、この水木ロードに来たのは
何年前だっただろうか…
長女と息子がまだ小学生だったな。
今では2人とも大学生と社会人になり
家族揃ってどこかへ行くことすら
ほとんどなくなってしまった。

いつかまた揃ってここに来れる日が
あればいいな、と思いつつ
買ったばかりのヒョウ柄猫をお供に
貧者のディズニーランドを後にする
イロドリウサギであった。

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鬼太郎&オヤジと猫の3ショット

・・・からの

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水木ご夫妻との3ショット

(おしまい)
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ホンマにそんなに凄いんか~ [雑感]

先週からずーっとヤホーのニュースでは
映画「鬼滅の刃」の話題でもちきりですね。

3日間で46億円!
3日間で46億円!
3日間で46億円!

ジブリもディズニーも最近のアニメも全く
関心無い私には、どれくらい凄いのかよく
わからないのですが、毎日毎日ネット上を
賑わしてる、殆ど便乗してるとしか思えない
膨大な量の記事やコラム、そしてその
コメント欄に寄せられてる映画を観た人達の

絵が美しい!
主題歌がいい!
主人公は勿論のこと、味方も敵も魅力的!
キャラのイメージにピッタリな声優陣!
話の内容が最高!

という絶賛の嵐と、老若男女を問わない

泣いた!泣いた!泣いた!
号泣!号泣!号泣!

の大合唱を見てると、これはやっぱり
ホンモノの空前絶後の鬼滅大フィーバー
なんかなと感じつつも、流行に乗っかって
自分の言葉に酔ってるだけじゃねえの?
と冷めた目で見てしまいそうになったりも
したりして・・・

恥ずかしながら原作もアニメも未だに見て
いないのですが、どんだけ凄いねん!?と
さすがに気になって、映画の予告編の動画を
見てみましたが、やっぱり1分30秒程度の
動画では私にゃ魅力はイマイチ伝わりにく
かったです。

ただ、ネタバレ情報で語られてる、ある意味
この映画のもう一人の主役ともいうべき
煉獄杏寿郎というキャラクターの

「老いることも死ぬことも人間という儚い
 生き物の美しさだ」

「俺は俺の責務を全うする!!
 ここにいる者は誰も死なせない!!」

というアツいセリフや、彼を育てた母親の

「生まれついて人よりも多くの才に恵まれた
 者は その力を世のため人のために
 使わなければなりません」

「弱き人を助けることは強く生まれた者の
 責務です。責任を持って果たさなければ
 ならない使命なのです。決して忘れる
 ことなきように」

という言葉は、確かに最近の美少女ばっかり
出て来る漫画では目にしない、古き良き時代
の熱血漫画の薫りがして、それこそ老若男女
、多くの日本人の琴線に触れるものがあるん
だろうなと、ちょっと納得しました。

身近な人でこの映画を観に行ったり、原作や
アニメのファンだという知り合いがいないの
で本音の感想を聞くことが出来ないという
こともあって、社会現象ともいえる今回の
鬼滅フィーバーを自分の目で確かめる意味
でも機会とカネがあれば劇場で見てみたい
かなあ (´ω`*)

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ニャアコ
「何という便乗記事・・・」






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9年目の秋の夜 [ONE MORE NIGHT]

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イロドリ
「しっかし、すげー突風だな」

ニャアコ
「台風が来てるらしいわよ」

「ああ、もうそんな季節か
 あれよあれよという間に9月になっちまった
 な…そういや、あれっていつだったっけ?」

「あれって何よ」

「ニャアコがウチに来た日だよ」

「私が覚えてるわけないじゃないの」

「…だよなあ。だけどあれは9月の何日
 だったんだろうな。あの時の台風は今日
 みたいに、風だけじゃなくて雨もエゲツな
 かったけど、翌日はこんな感じで星と月が
 綺麗な夜だったよなあ」

「懐かしいわね、でもいくら何でもこの写真
 ↑ は盛り過ぎでしょ。夜なのか昼なのか
 わからないじゃないの」

「夜景モードで撮ったのを微調整すると
 こうなっちゃうんだよ。
 それにしても、あれから9年だぜ9年」

「早いような、長いような…ってやつね」

「でもホント、あっという間だぜ。
 あの時、小6だった長女が、今じゃもう
 成人だよ」

「計算からいくとそうなるわね」

「小4だった息子は高校卒業したし」

「まあ計算からしたらそうでしょ」

「小学校入学したばかりだった次女が
 今じゃ高校生だ」

「結局全員言うんかい!
 みんな同じように9歳ずつ年をとって
 るんだから当たり前でしょ」

「そりゃそうだ。で、いつもブログ書く時
 、ついでにアクセス解析のトコも見るん
 だけどな、これが結構、何年も前の記事
 を見てくれてる人がいるんだよ」

「そんな奇特な人、本当にいるのかしら」

「ひょっとしたらソネットさんがテキトー
 にやってるかも知らんけど」

「怒られるわよ」

「タイトル見ると懐かしくて、ついつい
 開いちゃうんだけど、やっぱりたまに
 見るとオモロイんだよなコレが」

「さすが自分大好き人間」

「あの頃はさ、大変だー大変だーって
 言ってたけど、今から思えば可愛いもん
 だったわ」

「そうそう、どんどん坂道を転げ落ちる
 ように悲惨になっていってるわよねえ。
 猫の私が見ても相当ヤバい感じがする
 わよ」

「コミュ障の俺には、町内の近所づきあい
 が苦痛だったけど、何だかんだで楽し
 かったよなあ」

「そういえばあの家はどうなったの?」

「俺たちが引っ越して何カ月か後に
 更地になって、そのあと二階建ての家
 が出来てるよ。どんな人達が住んでんの
 かは知らんけど」

「そう、それは寂しいわね」

「色んなものが変わっちまって、年も
 とって、世の中も生活もどんどん大変に
 なってくけど、俺はこうしてニャアコと
 9年を過ごせて、今も一緒に居られる
 ことが、何ものにも代えがたい幸せだ
 って思ってるんだぜ」

「知ってるわよ」

「おやおや、これは失礼」


カーテンのない磨りガラスの窓に映る
月明かりを眺めつつ、YouTubeから
フィルコリンズのONE MORE NIGHTが
流れる中、ひっそりと寄り添う
お互い9年分、年を重ねた一人と一匹

様々な思い出と共に9年目の秋の夜は
静かに更けてゆく…

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現在のニャアコ
およそ同じ時間帯に撮った同一人物に
思えない (笑)

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ニャアコ
「カラコンの使用前・使用後か!」





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夏のイロドリ写真館 [イロドリ写真館]

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いや~しかし「Go To トラブル」だか
「Go To HELL」だか知らんけど、7月の
4連休以降、観光客が大挙して襲来し、
山陰の我が田舎町も温泉街は週末になれば
県外ナンバーの車でごった返しております。

稼ぎ時だったゴールデンウィークに痛恨の
自粛休館せざるをえなかった旅館の立場
からしてみれば、稼げるときに稼いでおか
ないと!…っていうのはわかるんだけど
ねえ・・・

おかげで先月末以降、県内のコロナの陽性
発覚者が毎日のように発表され、ウチの市
だけも感染者が4人出てました。
何のためのステイホームや自宅待機だった
んだろうか。
トホホ・・・ですわ。

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かつては与謝野晶子や野口雨情も訪れた
ことがあるらしく、橋の欄干には句が
刻まれてました。

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夜の景色↑


おまけで、ちょっと前の田植えの時期の2枚↓

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何か、世界的にかなり気が緩んできてる
感じがしますが、自分の身は自分で守る
という意識で、皆様もどうぞお気を付けて

イロドリウサギ&ニャアコ
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追憶の散歩道(後編) [雑感]

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前回から間隔が開いてしまいましたが、
先月、一ヶ月遅れの父の一周忌に帰省
した際、自転車で散歩した時の話の
後編になります。

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大倉山公園から坂道を下ると
「楠公さん」の愛称で親しまれている
湊川神社があります。
めっちゃ天気が悪いですがwこれも
去年撮った写真です。
子供の頃は夏祭りや年末年始のお参り
で毎年のように父と訪れ、大人に
なってからは、長女のお宮参りで
お世話になりました。

何一つ親孝行らしいことを出来ない
まま旅立たせてしまいましたが、
7人兄弟のうち5人が60歳までに亡く
なるという短命の家系の中にあって、
孫の顔を見せることが出来たのが
せめてもの慰めかなと思ったり…

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ちなみに、上の3枚は去年の夏祭りの
時のものです。

楽チン自転車でさらにスイスイ進むと
「新開地」へ
ここも子供の頃はよく家族で映画を
見に行ったりしてました。
阪神大震災を経て、アーケードも撤廃
されて、今ではすっかり健全な
イメージが定着しましたが、私らが
中学生くらいまでは、フツーーーーに
堂々とポルノ映画の看板が出てたり、
ストリップ劇場があったりで、非常に
おおらかな時代でした。

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あの頃の怪しげな映画館も、今では
大衆演劇の立派な劇場になってます。
役者さん、公演が終わってお客さんを
お見送りしてました↑


そして新開地から海の方へ下ると
かつての我が家、かつての小学校、
かつての友人たちの家、かつての
銭湯、かつての駄菓子屋・・・
いまはもう、思い出の中にしか
存在していない空間が広がってゆく。

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数年前に撮った「稲荷市場」
それが今では

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もう跡形もなく別の何かになってました。

ここだけでなく、子供時代を過ごした
そして日曜の度に父と散歩したあちこち
は、もうすっかり別の顔に。


でも

ただ一か所だけ・・・
あの頃と変わらない場所が
(いや、まあ他にもあるんだろうけどw)

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冒頭の写真の「児童館」
今で言う学童保育の無料版みたいな
ものでしょうか。
かなり前の記事で一度書いたんですが
この児童館の敷地内には

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何故か小さな神社のようなものが
あって、毎年冬にはお祭りがありまし
た。
でもホント、この児童館以外は殆ど
あの頃とは別の町になってしまって
いました。
仕方ないっちゃ仕方ないんだけどね…

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自転車を停め、初夏の風の気持ちよさ
に思わずベンチでウトウト…
これが映画や漫画だと、目が覚めたら
子供時代にタイムスリップしていて…
という展開になるんでしょうけどw、
残念ながら現実の世界では
そこにはただ、風が吹いているだけ
なのでありました。
でも、きっと、人の一生なんて本当に
夢を見てるみたいなもんなんでしょう
ね。
他人様から見ればつまらない人生でも
、与えられた命が尽きるその日まで
精いっぱい無様に生きてゆかなければ。

今回の追憶の自転車ツアーはこれで
終わりです。
また帰省して時間があれば他の場所も
行ってみたいと思います。
読んで下さってアリガトです~

おしまい
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追憶の散歩道(前編) [雑感]

いや~、どうもどうも
あらためまして、前回は自分の誕生日の
報告だけという、バカッター並みの粗記事
にも関わらず、ご訪問下さった皆様、
「nice!」下さった皆様、コメント下さった
hamaさん、本当に有難うございました。
消えそうで消えないこのテキトーなブログ
が、今もこうして続けていられるのも
皆様のおかげだと感謝の気持ちしかござい
ません。今後ともご指導ご鞭撻のほど
よろしくお願いします(-_-)/~~~ピシー!


・・・というわけで、今回は昨年他界した
父の一周忌企画記事の続編として、昨年の
初七日と先月、共に帰省した時の写真を
載せながら、子供の頃、父と散歩した懐か
しい場所を巡ってゆきたいと思います。

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夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれに さまよう♪

いきなり「ダレトクヒメジツアー」の写真
と間違えとるやないかいっ!
…ではなくて、
コロナ禍のため5月に行われた父の一周忌
に参加出来なかったのですが、県またぎの
移動の緩和にともない、先月半ば、一ヶ月
遅れで私だけ車で帰省したのですが、
その際、高速料金を浮かすために、従来の
鳥取→岡山→神戸の高速ルートではなく
鳥取→姫路→神戸の、
ダレトクヒメジツアールートを通りました。
急いでいたので残念ながら変身ニャアコ
を同伴出来なかったのが悔やまれます。

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帰省の前日は夕方に滝のような豪雨があり、
峠道とか大丈夫かなと心配でしたが、当日
は御覧の通り見事な快晴。
すこしでもガソリン代を浮かすため
(そんなんばっかりやんけw)
窓を全開にして、いつものダレトクツアー
の田舎道を走ると風が気持ちよくて
マイナスイオンを浴びながらの快適な
旅路でありました。

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結局、途中から高速に乗ったので、時間が
かかった割にはたいして節約にならなかっ
たけれど、ダレトクツアーを兼ねて無事に
神戸の家に到着。
本当は着いてすぐお墓参りに行く予定だっ
たのですが、都合により翌朝に変更。
妹が録画してくれてた志村けんの追悼番組
を見てました。

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↑ これは観た方も多いと思いますが
2001年の「ふたりのビッグショー」の
再放送ですね。
このころのジュリーはちょうどいい感じに
恰幅が良くて、この辺でストップしてれば
…って感じでした。
志村の追悼番組は全くテレビで見てなかっ
たので、あらためてもう彼はいないんだな
と録画を見ながら痛感しました。

翌日も有り難い事に快晴だったので、
涼しいうちにと朝7時半ごろにお墓参りに
出発。
父方、母方、両方の墓掃除も済ませて来ま
した。木陰に吹く風が爽やかで心地良かっ
たです。

夜にこっちに戻るまで時間がだいぶんある
ということで、昼飯のあと父を偲ぶ散歩
ツアーへ。
去年、葬儀に来てくれた、好奇心と行動力
が異常に旺盛で、じっとしていられない
アクティブな叔父が買って置いていって
くれた自転車に乗って出発~

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まず最初は神戸中央体育館 ↑
そして道路を挟んでこちらは
神戸文化ホール ↓

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通っていた小学校や中学校が近くという
こともあり、何度かこの施設を利用した
思い出があります。
ちなみにこの2枚は去年撮った写真です。

文化ホールからちょっと上がったところに
あるのが、大倉山公園

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公園と言ってもメッチャでかくて、要塞
みたいな雰囲気の案内板(笑) ↓

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自転車は乗り入れ禁止なので、下の図書館
の駐輪場に停めました。
家から近かったにも関わらず、ここに来る
のは30年ぶりくらいだろうか…

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よく見ると、神戸にある公園なのに福岡県
だの栃木県だのという名前がありますが、
これは先程の案内板の写真に書かれている
ように(読めねーよ)、かつてこの市内に
住んでた他県からの移住者の方々が、自分
たちの故郷を忘れないために、各県の特徴
をイメージして造られたそうです。

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↑ 妻の実家の宮崎県

47都道府県、全部あるんかなとおもいきや
なぜか35県しかないという(笑)

ここもよく子供の頃、徒歩や自転車で父や
妹と遊びにきました。

あの頃とほとんど変わってなくてちょっと
嬉しかったです。


全部描いちゃうと中途半端な長さになるの
で次回、後編につづく

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無理矢理やで [記念日]

本日は、無理矢理の記事です。

何故か!?

それは・・・

私の誕生日だからでした~


スミマセン、またちゃんとした記事
書きますので (*^^*)

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ニャアコ
「何この尋常ではない
 ”無駄に生きてます”感は・・・」

謎の美少女猫
「およそ9年目のブログとは思えないわ」

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