SSブログ

美しい思い出を糧に ( エピローグ )  [美しい思い出を糧に]

こうして、甥っ子一家との僅か1日半の再会は終わり、
あれから2か月が過ぎた。

2016-06-04_21.54.27.jpg

幸せな時間・・・
日常のささやかな幸せより、ちょっとだけ贅沢な
それはご褒美のような幸せな時間だった。

去年の秋から今年の春までの年度末の過酷な路程を
途中で投げ出すことなく頑張って、これ以上ない
というくらいの劇的な形で締めくくり、文字通り
ご褒美としてこの4年半ぶりの再会を楽しんで、
この4月からは希望に満ちた新年度を送るはずだった。

が、

やっぱり甘かった。

基本的に、楽しいことがあれば、いつもその直後
から当てつけのようにその何倍もの嫌なことが
起きるというのがお約束なので、今回も覚悟はして
いたのだが、もう「嫌なこと」とかいうレベルでは
ない、これから先どうやって生活していくねん!と
途方に暮れてしまうような(主に金銭的な)大問題が
この再会の数日後から勃発するのである。

以前に書いた通り、もともとはこの再会の記事は
年度末奮闘記の大長編のエピローグとして最後の
フィナーレを飾るべく、どうやって書こうかと
いろいろと構想を練っていたのに、あの頑張りも
奇跡的な大逆転の結末も、甥っ子たちとの
夢のような時間も、何もかも全部が無駄になった
ような気がして、もうこれまでの出来事はすべて
「なかったことにしよう(笑)」としていたくらい
心が折れてしまった。


今現在も、今月、来月、再来月・・・これから先
どうやって乗り切っていくのかという不安と絶望が
あって、書いてる文章もおかしいけど(笑)、まあ
今日もこうして生きてる以上は底辺を這いずってでも
何とかしていかなければいけないのだろうし、この
数か月間、非力なりに頑張ってきた内容は、ひょっと
したらどこか別の場所で実を結ぶかもしれないし、
せめて、楽しかった甥っ子一家との短い夢のような
時間だけでも書き残し、再出発のきっかけにしようと
いう意味を込めて「美しい思い出を糧に」という
タイトルで無理やり記事にしてしまった。

あらためて自分で読み返してみて、あまりにドイヒー
な支離滅裂な自己満ぶりに、謎の美少女猫でなくても
「こんなもん、誰が読むねん」と呆れてしまうが
それでもわざわざコメントまでくださったyes_hama
さんをはじめ、お付き合い下さった心優しい奇特な
皆様、本当にありがとうございました~(;^ω^)

2016-05-07_21.49.18.jpg

マツケン
やれやれ・・・
まったく世話のやけるハゲチャビンだぜ・・・

nice!(10)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 10

コメント 2

yes_hama

甥っ子一家さん、これからのirodoriusagiさんを励ましに来てくださったのかもしれませんね。
大問題、美しい思い出を糧にぜひ乗り越えて下さい。
応援してます!!
by yes_hama (2016-06-05 22:27) 

irodoriusagi

yes_hamaさま

いつもあたたかい励まし、ホントに
ありがとうございます。
実際は先の事を考えると、今も不安になり
記事もイマイチ乗り気ではなかったのですが、
ちょうどこのシリーズの予告を書いてた時に、
義姉から甥っ子が運動会で頑張ったという
写真付きのメールが来て、ワシも頑張らな
アカンわと思ってなんとか描き切りました。

これ以上ない完璧なコメント、感謝です。



by irodoriusagi (2016-06-08 20:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。