SSブログ

続・ニャアコの出産前夜(ニルスとレミー・その3) [ニルスとレミー]

平成24年、ニャアコは1年間で2度、我が家で出産した。

おはぎ4姉弟と、ニルス・レミーの双子である。

同じ母親から生れた6姉弟ではあるが、その誕生は対照的だった。


ラム、チー、ビジンダー、イーライ・・・4姉弟が生れたのは2月17日。

ニャアコの妊娠発覚から、子供たちの誕生まで、すべてが新鮮で神秘的で美しい思い出に

彩られてるのに対し、10ヵ月後に生れた双子の出産は気の毒なくらい雑然としていた。


それは年の瀬も押し迫ろうかという12月、

その前月に、イーライの去勢手術を終え、恐れていた姉弟間での妊娠の兆候もなく、

また、いろいろあった町内の体育部長の役目も、残すところあと最後の役員会での監査を

無事に乗り切るのみと安堵していた、まさにその時、双子はこの世に生を受けたのだった。



辛いことは最初に書いておくが、ニャアコ2度目の出産は双子だけでなかった。

双子が生れた翌日に1匹、更にその翌日にもう1匹が生れたが、この2匹は双子と共に

育つことは出来なかった。

1匹は死産、そしてもう1匹は・・・

死にかけで生まれ、数日間なんとか頑張って持ち直しかけたのに、私の不注意で死なせて

しまったのだ。


いろんな意味で4姉弟と性格が違っているのは、やはり最初の生い立ちと環境が大きく

影響しているのだろう。



(つづく)


















nice!(8)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 8

コメント 1

青竹

ニャアコの2回目の出産は順調ではなかったのですね。
亡くなった2匹の分も、ニルスとレミーはたくましく
育ってくれることでしょう。
by 青竹 (2013-05-01 20:00) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。