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祝・9ヶ月記念 「発情する娘たち~イーライの去勢手術」中編 [記念日]

ラムは他の姉妹やイーライと違って、もともとあまりツルまないタイプで、一人で居る

ことが多かったのだが、そのラムですら発情期の影響か甘えた声を出しながら,、日頃

ほとんど近づかない私にまで擦り寄ってくるではないか・・・

う~マズい、非常にマズい。このままでは手術の日までに我が家は発情天国になって

しまう。

イーライがチーやラムと盛ってるのを見かける度に「のわー何やっとんじゃお前ら~」

と蹴散らしに飛んで行くのだが、無駄な抵抗のように思えてならなかった。


ようやく手術の日を迎えたのは最後の砦、ビジンダーが怪しい鳴き方をしはじめた翌日

だった。


手術当日

あらかじめ動物病院の先生からは「当日の朝は餌を食べさせないで下さい」

と、言われていた

「ウチ多頭飼いなんで餌は全員で食べるんですけど・・・」と言うと

「ケージかキャリーの中に入れてたらいいですよ」と、あっさり言われた。

朝、ニャアコたちに餌を出すのが出勤前の午前5時半、病院に連れて行くのが午前9時

そのあいだ部屋に隔離しておくと大変なことになるので、可哀想だがキャリーに入れて

留守番をさせておいた。家族全員居なくなるのでちょっと不安だった。

そしてとりあえず出勤して病院に連れて行く間だけ裏技を使って抜け出し迎えに行く。

家に帰ってみると、中でかなり暴れていたらしく、キャリーが逆さまになっていた。


動物病院に向かう道中、イーライは不安なのかずっと鳴いていた、それでも1年前

ニャアコを病院に連れて行く時のうるささに比べたら全然可愛いもんだ。

「ニャー-ーーァン、ミャーーーーーァ・・・」

こっちまで切なくなってくるから男のくせにあんまり頼りない鳴き方するんじゃない!

ふと見るとケージの窓にイーライが顔を押し付けていた、ちょっとでも大人しくなる

ように念の為に洗濯ネットにも入れてたのだが、さすがに3時間半も暴れまわると

破れてしまったのだろう・・・もうちょっとの辛抱だ、頑張れ。

「ミャーーーーーーーーーァ・・・」

トホホホ・・・ちったァ母ちゃんの豪快さを分けてもらえ、全く。でもバカな子ほど、

いや、バカな子もやっぱり可愛いのだ。


そうこうしてるうちに、ようやく動物病院に到着した。

(つづく)










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青竹

イーライの発情と去勢手術、大変でしたね。
今は平和なおはぎ4兄弟でしょうか。
なかなか営業という全く今まで経験したことのない
世界は厳しいですが、それでも好意的に協力して
くださる方々と巡り合い、恵まれているなと
実感しています。
by 青竹 (2012-11-27 20:05) 

みぃにゃん

やっと待ちに待った手術ですね。
発情シーズンってどの猫も同じ時期になるんですね~。
by みぃにゃん (2012-11-27 23:46) 

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