光の八犬士よ、もう一度(前編)
これは今から3年前「集結!光の八犬士!」という
記事を書いた時の写真です。
職場の近くで毎年秋に行われてた「山陰KAMIあかり」
という催し物があって、和紙や牛乳パックで出来た
子供たち手作りの灯篭が、静かな夜道の両端に百個
ほどズラッと並んで灯っていたり、かと思えば屋台や
ささやかな野外ステージで賑わってたりと、決して
派手過ぎず、ほどよい活気が秋の田舎の夜を彩ると
いう、お祭り嫌いの私が唯一楽しみにしていた
特別な日でした。
当時の記事でも書きましたが、写真の八犬士はこの
催し物の目玉として毎年1体づつ制作されていて、
8年めのこの年、ようやく勢揃いした時の記念すべき
一枚です。
なんで里見八犬伝が関係あんねん!? と思われるかも
しれませんが、この催し物が行われていた「赤瓦」
「白壁土蔵」と呼ばれる観光地には八犬士のモデル
になったといわれてる里見忠義 公と八賢士と呼ばれた
家臣たちのお墓があるのです。
しかし皮肉なことに、ようやく八犬士が勢揃いした
翌年から、この「山陰KAMIあかり」は開催されなく
なってしまいました。
完全に廃止になってしまったのか、ただ中断してる
だけなのか・・・
そして、今年こそはひょっとしたら、と淡い期待を
抱いていた矢先の2週間前の地震・・・
(つづく)
2016-11-04 20:47
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