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3年という月日

ニャアコが我が家の家族になって3年が経った。

実に月並みでボキャブラリーに乏しい表現ではあるが、やはり

「長かった、けれど、あっと言う間の3年だった」

と、いったところだろうか。


まあ何かと大変な3年ではあったが、とりあえずは大きな事故や

病気も無く、家族も無事に3つずつ年を重ねて おかげさまで

長女は中学3年生に

息子は中学1年生、

次女は小学4年生になった。

他人様から見れば平凡でつまらない人生かもしれないが

それでも毎日、毎週、毎月、毎年いろんな事がありつつ、

でもこうして何とか過ごせているのは有難いことだ。


それにしても何だかこの3年間でニャアコもずいぶん年を

とったなと、つくづく実感する。

ウチの家族として迎えいれた当初は、隙あらば脱走を試みて

実行していたが、今ではそんな元気もないように見えるし

畳や布団に平気で顔をベタつけして寝ている姿や、

押入れの上の段から降りる時に、おそるおそる注意しながら

ゆっくり飛び降りる様子を目の当たりにすると、これがあの

「雨の夜に2メートルくらいの高さをジャンプして、命の危険も

顧みずにガラスの割れ目をすり抜けてズブ濡れの姿で

我が家に押しかけてきた女傑」と同一人物(猫)なのだろうか

と思ってしまったりする。

そして、そんな姿から「老い」という言葉を連想してしまい

命あるものに、やがていずれは必ず訪れる「その時」のことを

思うと泣いてしまいそうになるのだ。


人間も、動物も永遠に一緒にいることは出来ないし、あの世の

ことは誰にもわからない。

だから今、こうして家族として一緒に暮らしているささやかな

奇跡に感謝して1日1日を大切に過ごしたいと願う3年目の秋

であった。

IMG_20141021_173249.jpg

ニャアコ 「イロドリちゃん、私の心配するより自分の髪の毛の

      心配したほうがいいんじゃないの?

      この3年間で何だかますます今は亡き和田 勉 監督

      みたいなヘアスタイルになっちゃってるわよ」

イロドリ 「ガハハハハ・・・て、ほっとけ!

      ま、この調子じゃまだまだ長生きしてくれそうだな」
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青竹

猫の年齢は人間の何倍も早く過ぎて行きますから、そのことを考えると寂しくなります。
ニャアコにはいつまでも元気で暮らして欲しいですし、出来れば猫又になっても一緒にいてほしいです。
by 青竹 (2014-11-05 14:56) 

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