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泣いた・・・泣いたよ。久しぶりに俺は泣いたんだ。

昨日、仕事の昼休み、家に帰った時にshin.sion さんのブログを訪問させて

いただきました。

バリ島の子供達の、飾りっ気のない微笑ましい笑顔の写真と共に貼り付け

られていた「Kokoro No Tomo」という曲が流れた途端に、自分の意志と

関係なく突如、涙が出て止まらなくなってしまいました。


それは、うまく言えないけれど、この受難続きの数ヶ月間、耐えに耐えて

きた疲労と心労が、とっくの昔に限界を越えていて、それがこの曲によって

無理矢理に解放されて涙になって溢れ出てしまった・・・というような、

文章にするとチープなうえに、どう説明してよいのかわからないくらいの

不思議な現象でした。

それにしても、まとめて号泣できないかわりに、昼休憩が終わって仕事に

戻ってからも、後から後から涙が出てきて大変でした。

おそらく自分の災難をネタにして笑いをとったりして気丈に振舞ってるつもり

でも精神的には完全に折れてしまっていたのでしょう。


もうこの年齢になると、自分が辛いからとか、惨めだからとかで直接、涙を

流すということはなくなったけど、誰にも理解してもらえない辛さが、何かの

拍子で偶然慰められた時、不覚にも泣いてしまうこともあるのでしょうか。



shin.sion さんがブログで貼ってくださっていた「Kokoro No Tomo」は、

五輪真弓さんがインドネシアの男性歌手・デロンさんとデュエットしている

バージョンでしたが、オリジナルは五輪真弓さんの初期のアルバムの中に

収められている「心の友」というナンバーで、この曲、何がスゴイって

シングルとして出てないため日本人でも知らない人のほうが多いのに、

インドネシアでは「第2の国歌」と呼ばれるほど愛され歌い続けられてる

のだそうです。

スマトラ沖の津波で沢山の犠牲があった時も、この曲はインドネシアの

人々の心の拠り所として、また復興の象徴として、そして援助してくれた

方々に対する感謝の想いを込めながら今も歌い継がれていると知りました。

まあ、ネットの情報で恐縮ですけど・・・。


もちろん、これは後から知った情報で、初めて聞いた時はそんな背景を

知らないまま涙腺がブチ切れてしまいましたが、歌詞が良いからなのか

メロディが良いからなのか、五輪さんやデロンさんの声が良いからなのか

子供達(?)のコーラスが良いからなのか・・・当然、全部素晴しいのは

わかってるんですが、何故この曲がここまで沢山の人々に愛されるのか、

理屈で考えても理解出来ないんでしょうけど、音楽や歌の偉大さや、

奥深さを改めて教えられた気がしました。

きっとこの曲自体が私にとって、沢山の人にとって、自分にしかわからない

辛さを癒してくれる、大切な「心の友」だからなんでしょうね。


改めて、わざわざこんなキワモノブログを訪問して下さり、これからの私の

大切な歌になるだろう曲と出会うきっかけを与えてくださったshin.sionさん

に感謝したいと思います。ありがとうございました。


もちろん、こんな何の役にも立たないブログへ、いつもニャアコたちに

会いに来て下さる奇特な(おい!)皆さんにも本当に心から感謝してます。

明日からの新しい一週間、皆さんに素敵なことの多い毎日でありますように。


P1020214.JPG

ビジンダー 「ちょっとイロドリちゃん、水臭いじゃない!辛い時は私たちに

        打ち明けてくれたらいいじゃんかー。それとも何?私たちは

        イロドリちゃんの心の友じゃないっての?」

イロドリ   「いやいや、フツーに”友” じゃなくて”家族” やろ。それに

        気持ちは有難いけど、人間には人間にしかわからない辛さ

        ってのがあるんだよ。でもな、お前たちの事はいつも

        感謝してるし愛してるんだぜ・・・・って右の娘だれ?」
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