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あの頃・・・(グダグダ道中記・その3) [ダレトクヒメジツアー]

ニャアコ 「ふあ~ぁ、よく寝た・・・あら?もう着いたの?」

irodori 「着いたの?じゃないよ、人が一生懸命 語りながら

     運転してるのに」

ニャアコ 「ゴメンゴメン、ついいつもの習慣で・・・エヘ[黒ハート]

irodori 「エヘ[黒ハート]って、いつから寝てたんだよ」

ニャアコ 「流しそうめんの時くらいかしら」

irodori 「最初のほうじゃねえか」

ニャアコ 「冗談よ、最後の道の駅の山崎で話したじゃない」

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そんなこんなで遂に姫路に到着~!

この巨大なイオン(旧ジャスコ)は「リバーシティ」の

名前で親しまれていて、昔から私のプレイスポットとして

ゲーセンやトイザらスのお世話になりました。

ニャアコ 「へー、この近所に住んでたんだね。どれくらい居たの?」

irodori 「92年から98年の終わりくらいだな。92年に

     嫁と出会って98年に結婚した途端に立ち退き

     で今のトコに引っ越したからな」

ニャアコ 「ヒーちゃん(嫁)もこっちの人なんだ」

irodori 「いや、嫁は九州の人間だから遠距離恋愛で

     殆ど会ってないよ。当時はケータイなんて

    なかったから不便だったけど今から考えると

     手紙を出しあったりして情緒があったなあ」

イオンの駐車場に車を止めてブラッと近所を散策する2人

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irodori 「このパチ屋さんな、昔はセブンスターっていう名前で

     3年間ほとんど毎日、閉店後の掃除の仕事に

     入ってたんだよ」

ニャアコ 「パチンコしないくせに昔からパチ屋の掃除に

     縁があるのね」

irodori 「そういやそうだな。今の掃除屋でも4年間も

     やってたからな。当時はまだ閉店時間が9時とか

     10時とかだったからまだラクだったけど昼間の

    仕事が終わって夜また、 1時間かそこいらの

    作業の為に出て行くってのは今から思うと結構大変

    だったな」

ニャアコ 「昼は何の仕事してたのよ」

irodori 「95年の阪神大震災までは営業の仕事だったんだけど

     神戸の実家が全壊して仕送りもしないと

    いけなくなってな、もともと人にモノ売る仕事は

    向いてなかったから、辞めて仕事で知り合った

    「何でも屋」みたいな人のとこで働かせてもらって

    たんだよ」

ニャアコ 「何でも屋・・・」

irodori 「結構いろんなことやったぜ、植木屋さんの手伝いとか、

     モグリの託児所とか、食堂の 買出しとか、

     まあいつも仕事があったわけじゃないから

     3ヶ月間 サーカスのバイトに行ったりとか・・・」

ニャアコ 「サーカス?空中ブランコとかやったの?」

irodori 「いや、フツーに無理だって。スポットライト係だよ、

     それ書くとキリが無いからまた機会が

      あったら記事に書くわ」

ニャアコ 「考えようによっては結構楽しそうよね」

irodori 「でもな、今でこそ貧しいながらも10人家族

    (5人と5匹)でそれなりに幸せにやってる

     けど、当時は先の事なんてわからないからやっぱり

     不安だったよ。そんで昼間の仕事 だけじゃ

    仕送りも足らないってことで、夜のパチ屋の掃除に

    行くようになったんだよ」

ニャアコ 「そう思うと、この今の 人生劇場 っていう

     店の名前も感慨深いわねえ」

irodori 「そんで、その仕事のリーダーがまた下ネタが

     好きでな、夜の10時からの仕事開始の挨拶が

     イロドリくん!今日も元気にオ×コやでー!

      とか言ってるんだよ」

ニャアコ 「サイテー・・・」

irodori 「で、俺も喜んでケラケラ笑うから仕事中ずーっと

     そんなことばっかり言って楽しかったぜ」

ニャアコ 「どっちもどっちね、頭おかしいんじゃないの」

irodori 「けどな、責任感があって仕事は皆マジメにやってた

     から会社から金一封が出たり、そのリーダーも

     根は涙もろい人で、引越しでここを離れる前に

     お菓子もって挨拶に行ったらパチンコ台を拭きながら

     涙流して自分の財布から千円札ぬいて俺にくれたんだよ」

ニャアコ 「そういういい話だけ書きなさいよ、まったくもう」


その後、2人はこの旅の本来の目的地を訪れ、慌しく姫路の地を

後にするのでありました
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irodori 「帰る時にこの山崎を通ると何だか親戚の家から

     帰るみたいな寂しさがあるんだよなあ」

ニャアコ 「人間ってフクザツな生き物よねえ、でも生まれ

     変わったらちょっと人間になりたいかも

       ・・・なんてね」

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いつもバカの一つ覚えのように同じ土産ものばかり買って帰る

土産物屋さん、だいたい来るのが夜になるのでゆっくり

買い物できるのですが、この日はまだ時間が早かったので

いつもより混んでました。

irodori 「さ、ニャアコ帰ろうか、お疲れだったな」

ニャアコ 「zzz・・・zzz・・・」

おあとがよろしいようで・・・ってこのまま終わってしまうと

「結局あんたら何しに行ったんだよ」って感じになっちゃうので、

次回と次々回でキチンと書きたいと思います。

ニャアコ 「お楽しみに[黒ハート]

irodori 「起きとったんかよ」

(つづく)
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みぃにゃん

コメント遅くなりました。結構苦労されていたんですね。
阪神淡路大震災の時はかなりご苦労されたんですね。

by みぃにゃん (2012-12-09 18:16) 

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