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貧者のディズニーランド(その7) [貧者のディズニーランド]

つい、この間のニュースで 水木ロードの観光客の人数が

2千万人を突破した との話題があった。

最初の1千万人までは15年の歳月がかかったが

後半の1千万人には、その3分の1の 5年で到達したらしい。

もちろん一昨年の朝のドラマ「ゲゲゲの女房」の成功も大きく

貢献してるのだろう。

好みの問題はあるだろうが一般的に見てあのドラマは本当に

名作だったと思う。

漫画家として成功し、金持ちになってからの展開は多少の中だるみ

があったけど、配役、セリフ、音楽すべてが良かった。


実はワタクシ水木ロードには5年ぶりだったが、境港には前の年に

来ていた。

ドラマの終了1ヵ月後に境港の市役所の隣の建物で行われた

「ゲゲゲの女房トークショー」に応募し当選したのだ

ゲストは茂の父・イトツこと風間杜夫さん、プロデューサーだったか

制作統括の方(お名前忘れてしまった・・・)、そして脚本の

山本むつみさん。

3人とも実物を見るのは初めてだった

風間さんは「スチュワーデス物語」の頃から変わらず素敵な方で

ステージの上に立つと、やはり存在感が圧倒的だった。

ちなみに風間さんが演じたイトツは実際のお父さんそっくりだったと

何かのパーティの時に水木先生のご兄弟から絶賛されたそうだ。

山本むつみさんは、非常に可愛らしい感じの方で、脚本家という

よりも、今時の漫画家か声優さんみたいな雰囲気だった。


司会の方を交えて撮影時の裏話なんかを語ってくださったのだが、

一番印象に残ってるのが、山本さんがNHKの朝のドラマの脚本を

依頼されて、何を書こうかと思って何気に本屋さんに入った時、

引き寄せられるようにして目に止まったのが、後のフミちゃんのモデル

武良布枝さん作の「ゲゲゲの女房」で、気になってパラパラと読んだ瞬間、

「ああ、これだ!」と感じて買って帰って全部読んで、これをドラマにする

ことに決めたという話だった。


偶然、と言ってしまえばそれまでだが、もう十年以上も境港の人々が

鬼太郎と心中する覚悟で町おこしをしている姿を見ていると、これは

やはり境港市民の、水木先生に対するリスペクトが「見えんけどおる」

ものとなって、山本むつみさんというピッタリの素晴しい脚本家と引き

合わせたのだと確信している。


(すみません、まだもうちょっと つづく)
























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空楽

本屋さんで見たのがドラマになったんですか!
素晴らしいですね~
ご縁があったんでしょうね。


晞綺の心配ありがとうございます。
点滴2回して随分よくなりました。
異物を食べたのかもの診断でした。
とにかく犬みたいに
タオル、トレーナー、靴下色んな物齧って食べます。涙
by 空楽 (2012-06-12 11:51) 

irodoriusagi

晞綺ちゃん、よかったですね。安心しました。
でも心配の種が尽きないですよねー。
ウチの子猫たちも何でも口に入れちゃうので
お互い気をつけたいですね。

私もニャアコと出会って「縁」という言葉を意識
するようになりました。
平凡でも毎日一生懸命生きてると、不思議な
縁やら運がやってくるんだと思います。


by irodoriusagi (2012-06-12 20:49) 

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