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改名「ハチ」から「ニャアコ」へ

一番気がかりだった検査の結果がキチンと判らないまま
見切り発車でハチをウチで飼う事になった。

ちょっと鼻水が出たりする時もあったので薬を飲ませることにした。

先生に教えてもらった通り薬を袋の中で溶かしてスポイトで口の中に
流し込む方法を試してみたが、案外うまくいって薬の効果もテキメン、
鼻水はすぐに止まった。


3日分の薬の入った袋には「○○(私の苗字)ハチさま)」と書かれていて
「ああハチも我が家のペットなんだなあ」としみじみ思ったりしたが、
動物病院の待合で、知らないお姉さんからあれだけ「可愛いですねー[黒ハート]」と
連呼されて、名前がハチというのも可哀想な気がした。


実は以前にも何度か名前を変えようと思ったことがあるにはあった。

「おまえうまそうだな」や「ニャーゴ」でお馴染みの絵本作家で、尊敬する
宮西達也先生の講演会に参加する機会があって、講演終了後のドサクサに
紛れて厚かましくも先生にハチの写メを見せて、「先生、名づけ親になって
下さいませんか」とお願いしたが「いやいやそんな恐れ多い、飼い主さんが
是非つけてあげて下さいよ~」とあっさり断られてしまった。
それ以来、改名のきっかけもなく今まできていた。



・・・そういえばあのお姉さん、「ジジみたいー」って言ってくれてたな。
あの時はジジって何やろ?と思ったが、よく思い出してみると、「魔女の
宅急便」のあのジジのことを言ってたのだろう。

この際、単純にジジにしようか・・・いや地球上のジブリファンの人口を
考えると世界中で何匹のジジという名の黒猫が存在するのか・・・

ミュージカル「キャッツ」のヒロイン、グリザベラにあやかって「グリ」と呼んでた
事もあったが、家族は誰一人この名前で呼ばず、自然消滅してしまった。

そのほか、毛づくろいする時のおっぴろげポーズが色っぽいので
「ミス・エロチカ」とか「セクスィー部長」などと呼んだりしたが、当然の如く
長続きしなかった。

いろいろ考えて呼んでみたが、どれもいまいちピンと来ないまま数日が
過ぎた。


さまざまな紆余曲折、試行錯誤の末、ニャアニャアうるさいのと、呼びやすさで
結局いつの間にか気がつくと「ニャアコ」というベタな名前に落ち着いた。

こうして我が家の愛すべき居候、ニャアコが誕生したのでありました。



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