雑感 「真夏の朝の夢」

前日、息子と次女を連れて２年ぶりに海に行ってまいりました。

２年前は長女もいたのですが今年から中学生で部活があるので来れませんでした。

こうやってだんだんと子供も成長して離れていくんでしょうね

嬉しいような寂しいような・・・


もともとアウトドアな親父でもないし、久しぶりの貴重な平日の休みだったので　ゆっくりした

かったのですが、まあ、夏休み中に一回くらいは海に連れて行ってやらんと可愛そうかなと

思ったり、この機会を逃すと多分、あれよあれよという間にお盆になって　そのうち クラゲだらけ

で泳げなくなるだろな、ということで 前々からこの日に行こうと決めてました。


ここのところ、毎日のように「熱中症警報」なるものが流れているくらい猛烈な暑さで、きっと

朝から海水浴客でいっぱいだろうなと思い、駐車場だけは確保したかったので早めに出発。


午前８時半 到着、一昨年停めた無料の駐車場はさぞかしもう、いっぱいだろう・・・

あら？殆ど誰も居ない・・・おかしい・・・


とりあえず、着替えて砂浜に出る。

やっぱり誰も居ない・・・いや正確にはワカメだか昆布だかを獲ってるご夫婦が一組。

よく見ると「遊泳禁止」の立て札が。

なるほど、それでかー　２年前はここでも泳げてたのになー

と、思いながら１キロほど先にある「海の家」を目指す。


遊泳禁止なのはわかったが、それにしても人の気配がない。

無人の海岸を歩いてゆく姿はまるで１作目の「猿の惑星」のラストシーンのようだ

そのうち半分埋もれた自由の女神像が出てきたらどうしよう、などとアホなことを考えながら

親子３人で歩き続けていくと、ようやく海の家が見えた。

「？」

数十メートル手前まで来てるのに泳いでる人が一人もいない、何故だ？

いくらなんでも海の家の真ん前だから遊泳禁止ではないだろう、ひょっとしてまだ海水浴は

解禁になってないのか？　いやいや、もう７月も終わりやで!?

それとも着くのが早すぎたのだろうか・・・　


すぐ近くの海の家まで行って、いつもこんな感じなのか聞いてみようかとも思ったが、面倒

なのでもう、泳ぐことにした。

なにかあれば「どーもサーセン」と謝ればよいことだ。


７月末の朝９時すぎ、晴天、海の家の近く、という条件で周りに人が居ないというのは

かなり異様だった。

まるでセレブのプライベートビーチだ。　いや、セレブにしては貧相だな。

砂浜に座って子供達を見てると昔のドラマの回想シーンのような白昼夢のような

不思議な感覚だった。


もともと昼前には帰るつもりだったが、さすがに10時になるとチラホラと人が現れはじめ

11時前には海の家経由で海水浴客が増え始めた。

それでも予想してたより、はるかに少なかった。

11時過ぎになって息子がクラゲに刺されたので帰ることにした。


結局、誰に注意されるわけでもなく２年ぶりの海水浴を満喫して家路についた。

まるで夢を見てるような贅沢な時間でありました。



こんな感じ

コメント 2

今年の夏は異常に暑いので、海に泳ぎに行っても
熱中症で倒れてしまうと思って、皆さん遠慮されていたのかもしれませんが。
それにしても誰もいないんですね。
いたのがクラゲだけというのはちょっと厳しいですが。
息子さんがクラゲに刺されたとのこと、大丈夫でしたか。
海は久しく見ていません。
生きていくのに精一杯で心のゆとりを失っているかも
しれません。
by 青竹 (2012-07-30 23:39) 

ぼんぼちぼちぼち さま
おひさしぶりです、ご訪問ありがとうございました。

青竹さま
おかげさまで息子は全然大丈夫でした。
化粧品が軌道に乗ったあかつきには是非、境港の
水木ロードにでも息抜きにいらして下さいませ。

by irodoriusagi (2012-07-31 21:37)