SSブログ

希望を感じる一枚の絵 [オススメ]

_20190402_164832.JPG

青空をバックに、荒野に佇む1体のロボット…

え?何?ひょっとしてアンタ、まさか何の変哲
もないこの絵に希望を感じるんかい?

まあ、確かにタイトル見てからこのイラスト
見たら「は?」ってなりますわな。

ちなみにこのイラストの緑色のロボットは、
今から約30年以上も前のアニメ
「戦闘メカ ザブングル」で主役が乗っていた
「ウォーカーギャリア」といいます。
そしてこのイラストを描かれたのは

高荷義之 先生

・・・

ここでまた、ほとんどの人は

「誰やねん、それ?」

と、思われるでしょうが、現在30~50代の
男性で、子供の頃にプラモデルを作ってた
経験があれば、きっと一度はそのプラモの箱
に描かれた迫力のあるイラストに少年心を
躍らせた思い出があるはずです。

puffer (12).jpeg

ネットより拝借 ↑

もともとは実在の戦車やら戦闘機なんかを
描かれていたのが、子供向けのテレビ雑誌の
企画でこの「ザブングル(漫才師じゃないよ)」
というアニメの世界観をリアルに描いた
イラストを連載し(こんな感じ ↓)

_20190402_165607.JPG

それらを一冊にまとめた
画集がこれです ↓

_20190402_165349.JPG

_20190402_165433.JPG

ザブングルだけじゃなく、その次に放映された
聖戦士ダンバインやガンダムなんかもあります

_20190402_170113.JPG

16歳の時に描いた絵 ↑・・・天才やろ

昭和58年(!)に発行されたこの画集、同業者の
方々のメッセージや対談の顔ぶれが
富野由悠希、大友克洋、出渕裕、小松崎茂、
という錚々たる面々!40年近くも前から、
どれだけ沢山の人に慕われ影響を与えていたか
というのがよくわかる貴重な資料でもあります。

この画集が本屋に並んでた当時、ザブングルの
アニメが好きだったこともあり、この高荷先生
が、リアルにアレンジしたイラスト群に心を
奪われ、毎日のように立ち読みに行ってました
。定価1,000円は、決して買えない金額では
無かったですが、ま、そのうち買おうと延ばし
延ばししているうちに本屋からなくなっていた
のでした。

・・・で、冒頭のイラストに何故、希望を
感じるのか?

それが自分でもよくわからないんですよ(笑)

皆さんも、絵でも、写真でも、誰もが名作と
認めるような作品じゃなくて、他人様から
見れば「ん?何で?」って思われるような、
一枚に、心を奪われる経験ってないですかね?

子供の頃に買いそびれたこの高荷先生の画集、
古本屋とかで、ずっと探してたのですが、全然
見つからなくて、数年前にヤフオクで落札し、
30数年ぶりに目出度く手に入れる事が出来
ました。
いかにもオークションらしく、数冊出品されて
たんですが、同じ本なのに値段もピンキリで、
いろいろ迷ったあげく、せっかくだから
高荷先生のサインが入ってあるのを落札しま
した。・・・ただしサインが本物だという証拠
はないんですけど(笑)

IMG_20190414_112251_247.jpg

本物やったらいいけどなぁ…wしかし男前!












nice!(18)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。