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ありがとう…って伝えたくて [貧者のディズニーランド2018]

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11月某日
貧者のディズニーランドこと、鳥取県は境港の
水木ロードへ行ってまいりました。
前回、我が家と甥っ子一家とで2年前の春に
訪れて(カテゴリ「美しい思い出を糧に」)以来
になります。

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私バカよね おバカさんよね
うしろ指 うしろ指 さされても
(時間がないので中略)
秋風が吹く 港の町を 船が出てゆくように
私も旅に出るわ 明日の朝 早く~♪

・・・と、いうことで今回やって来たのは
私一人だけ。
本当は家族で行こうといってたのですが、
さすがに子供たちもそれぞれ
長女・大学生&バイト
長男・高校生
次女・中学生
と成長し、全く休みの調整がつかなくなって
しまいました。

もともと午前中まで、と予定していた仕事を
さらに数時間早めに切り上げ、日本海を臨み
ながらのドライブがてら、お昼前に到着。

さあ、平日だし特別なイベントもなさそう
だから、ブラブラ写真でも撮りながら散策
するか・・・

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ん?何だろ?妙に人が多いような気がする…
妖怪のブロンズ像もそれぞれ写真撮ってる人が
目立つ…何故だ?今日、平日だぞ?

わかった!コレだ!

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今年の春からアニメの「ゲゲゲの鬼太郎」の
新作、第6期が放映されてるんだった!

まあ簡単に第6期などと言ってますが、この
アニメ版「鬼太郎」なんと

第1期 1960年代
第2期 1970年代
第3期 1980年代
第4期 1990年代
第5期 2000年代
第6期 2010年代

と、10年ごとに新作が作られてるんですよね~
2010年代は今年になるまで新作の話題がなくて
今回は無理なんかなぁと諦めかけてたら、
最初の60年代・白黒バージョンから数えて
50周年にあたる記念すべき今年に無事、第6期が
制作されたというね。ヨカッタヨカッタ

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鬼太郎は、いつの時代もアナタのハートを
狙い撃ち!ズキューーーーーーーーン

って、観光客が多くて、この写真撮るのも
一苦労。今回は写真ほとんどありません。

現在、この水木ロードの妖怪ブロンズ像は
全部で177体!そのうちのいくつかは像の前に
スタンプがおいてあり、

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このガイドブックでスタンプを集めることが
出来ます。
有料(120円)なんですが、中身は充実してて

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旅の思い出だけでなく、ちょっとした妖怪図鑑
にもなります。マンガやアニメの御供にいかが?


ところで皆さん、水木ワールドの人気者といえば
おなじみ鬼太郎ファミリーや悪魔くん、そして
あの「フハッ」でおなじみのサラリーマン山田
ってトコを思い浮かべるでしょうが、実は、
ねこ娘やねずみ男たちにも勝るとも劣らない、
隠れた人気キャラが今、ここ水木ロードでも
ジワジワと頭角を現してきているのです。

誰だと思います?

コイツです!ジャーン♪

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そう、「河童の三平」に登場した「たぬき」
です!
おいおい、遠くて滅多に行かれへんと思て
テキトーなこと言うなよハゲチャビン
そう思ったアナタ、証拠はコレだ!

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シリーズものの主人公でもなく、ねこ娘の
ような定番キャラでもない、サラリーマン山田
や死神のようにいろんな作品に跨って出演して
いるわけでもない「河童の三平」の、準主役
レベルの彼が、今やこのヌイグルミだけでなく
Tシャツ、マグカップ、コースター、そして
エコバッグ等々、すっかり売れ筋アイテムへと
ブレイクを果たしているのでした。

もともと「河童の三平」劇中の終盤で見せた
彼の漢気に惚れたマニアは昔から結構いて、
それがネットの普及と共にジワジワと新旧の
水木ファンへと浸透していったという感じで
しょうかね。

ちなみに私のお気に入りはコレ

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・・・と、まあこのように訪れる度にグッズや
土産が充実し、どんどん洗練されていってるの
ですがやはり水木ロードで忘れちゃいけない
場所といえば

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ここ「妖怪ショップ ゲゲゲ」!
どれだけ妖怪グッズがスタイリッシュに時代と
共に変化しても、このお店は、ずーーっと
変わらぬ、ご主人の手作りのあたたかさがあり
いつ来ても優しい奥様がいてくれます。
お店の中の様子は
カテゴリ「貧者のディズニーランド再び」参照
ただし、クレジットカードは使えないみたい
なので注意!

駆け足で紹介した今回の
「貧者のディズニーランド2018」もこれで
おわりです。
なぜ予告までして今日11月30日に見ていただき
たかったかというと、今日が水木先生の御命日
だからです。

忘れもしない3年前、家族で訪れて楽しかった
「貧者のディズニーランドたびたび」の記事を
2週間かけてやっと書き上げた翌日、先生の
訃報を聞きました。

あれから3年・・・

鬼太郎はめでたく6度目の復活を遂げ、今も
この水木ロードには平日の真昼間にも関わらず
先生に「ありがとう」って伝えたくて~♪な
人たちの笑顔で輝いていましたよ
という報告をもって、ちょっと長くなったけど
「貧者のディズニーランド2018」を終わります。

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(おしまい)


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次回予告のついでに [イロドリ写真館]

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とりあえず、イロドリ写真館「インスタ調整編」
で、お楽しみ下さい

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今までスマホのカメラやインスタで、ただ撮る
だけだったのが「調整する」という機能を使うと
ちょっとだけ「見たままに近い」仕上がりに
なりました。

・・・ま、元々のセンスがないので、以前の
のっぺりした写真とたいして変わりませんがねw

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そういうわけで、次回は11月30日(金)投稿予定

「貧者のディズニーランド2018ダイジェスト」

です。従来の無駄に長い長編でなく1回きりの
ダイジェスト版なので、どうぞお見逃しなく♪

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イロドリ写真館 (ニセ岩合さん編) [イロドリ写真館]

久々の長編、ダレトクヒメジツアーの記事も
やっと終わって、ちょっと一息。

9月~10月は、ほとんど毎日、曇りとか雨とか
たまに晴れても数時間後にはもう曇ってる…
とか、そんなんばっかりで、今年は秋がない
まま冬になっちゃうのか…って諦めてたけど、
11月に入ってからやっと秋らしい好天が続く
ようになりました。

そんなわけで、仕事の昼休憩の時間、飯食って
すぐ寝るのももったいないので職場の近所の
観光地をぶらりぶらぶら ♪

「おっ!猫発見!」

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「こりゃちょっと岩合さんっぽい写真が
 撮れそうだぞ」

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突然、爪を研ぎだす猫(笑)

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何事もなかったかのように立ち去る

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・・・と、見せかけてサービス(笑)

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去ってゆく姿が妙に絵になるニャー

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おしまい
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受け継がれる魂 (エピローグ) [真夏の特別篇]

さて、3か月にも渡ってお送りした今回の
ダレトクヒメジツアー真夏の特別篇も、この
エピローグをもって終了です。
ホントに、読んでも何の得にも為にもならない
文字通りダレトクな企画に目を通して下さった
皆さま、ありがとうございます。
それでは最後、もう少しだけエピローグに
お付き合いいただければ幸いです。


前回の記事で無事に帰って来たイロドリと
ニャアコだが、エピローグはその数時間前に
遡る・・・


名古屋から来てくれた、ぢゅんとアミさんと
イオンの駐車場で別れる際、お互いに持参した
土産を交換した。

ぢゅん からは、彼が写したアミさん家の猫、
4ニャンいるうちのイロドリが1番お気に入り
の猫の写真を引き伸ばし額に入れたものと、
前回の記事の写真に写ってる、名古屋限定?
「じゃがりこ手羽先味」

イロドリが持参したのは、かつての投稿で撮影
に使用し、ぢゅんがそれを見て欲しがった
ブリキで出来た古い猫のおもちゃと、鳥取名産
「らっきょうの漬物」
そして、炊飯時に混ぜて炊くと「のどぐろ」の
御飯ができるという「のどぐろ飯のもと」…
のはずだったのだが、なんとどこかで紛失して
しまいこれだけは渡せなかった。
なまじ「土産に買っといたるわ」と期待させて
ただけに彼の落胆は大きく、未だにインスタの
コメント欄などで、電車の乗り間違いとともに
ネタにされている。

そんなこんなで最後までハプニングだらけの
半日だったが、後ろ髪を引かれつつも帰路の
無事と再会を願いつつ彼らを見送ったあと
イロドリとニャアコが向かった先は、いつもの
あの場所である。

・・・が、その前に

この「大切な場所」へと向かう道すがら、気に
なっていたもう一つの場所へ立ち寄った。
それは2年前のダレトクヒメジツアーで知った
、かつての行きつけの本屋とレンタルビデオ屋
が閉店となった跡地だった。

姫路に住んでいた6年間、毎日のように足繁く
通い、こちらに引っ越してからも姫路に戻れば
ちょくちょく寄っていた憩いのスポットだった。

そこは前後2棟、2階建ての建物で、前は1階が
酒屋、2階がレンタルビデオ屋になっていて、
後の建物は1階が本屋、2階がCDやDVDの販売
だったが、一昨年久しぶりにニャアコと訪れて
みると、その前の年に既に前後とも閉店になって
いた。
去年は姫路に行けなかったので、その後どうなっ
たのか気になってて、今回確かめに行ったら、
レンタル屋だった前の棟には「TSUTAYA」が、
本屋だった後ろの棟はデイサービスの施設へと
変貌を遂げていた。

姫路の地を離れて20年…やはり、どこもいろんな
ものが変わってゆくのだな、と感慨深い思いで
その場を後にした。


そしてイロドリとニャアコはいつもの大切な
場所へ・・・

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まるで白昼夢のような、誰も居ない真夏の
昼下がりの土手を歩く。

姫路を流れるこの河…もう何度も書いているが
(そしてそれをいちいち覚えてる人はいないがw)
ここで40数年前、激流にのまれた子供を救出
すべく出動した2人の消防隊員の方が殉職された
。そのうちの1人はイロドリの親友のお父さん
だった。

今年、仕事中にスマホでヤホーのニュースを
見ていると、この河で流された人を、近所の
人達が協力しあって救出し、警察から感謝状を
もらったという話が出ていた。
それも2回も。

おそらく河の水の量も勢いも、40数年前とは
違っていただろうし、場所もちょっとは、ずれて
いただろうけれど、流されそうになってる人を
飛び込んで助ける、という行為があったことを
知った時、この地に眠り、見守り続けている
お二人の魂は、きっと協力してくれただろうと
思わずにはいられなかった。

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川沿いの土手に咲く花
何だか、幹から直接咲いてるような不思議な
咲き方だったので思わずパチリ

さてさて、これをもちましてようやく
ダレトクヒメジツアー「真夏の特別篇」
終了でございます。
こんなくっだらない旅にお付き合い下さった
心優しい奇特な皆様、有難うございました。

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ニャアコもお疲れ・・・
てか薄目が怖い(笑)


ダレトクヒメジツアー「真夏の特別篇」完



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