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おれがニャアコでニャアコがおれで [記念日]

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あらしが 過ぎたあと
ふるえる キミがいた庭 
今は一緒に寝転んで
見上げる あかね色の空
思い出す 毎日は
大変なことばかり
でも なんでだろう
嫌な気は しなかった
ママになって 強くなって
あたえる愛を 知ったキミ
きっと ニャアコの右手 が
幸せを 運んだんだ ♪



その、右手が折れた美しい黒猫が現れたのは
ちょうど6年前の今頃、台風が過ぎ去って
月と星がきれいな、澄み渡った秋の夜だった。

・・・って、毎年の風物詩の如く、この時期に
なると、ニャアコが我が家にやって来た時の話を
飽きもせずに書いてしまうわけですが、6年目に
なる今年の秋は、今までとは大きく状況が変わって
しまいました。

12年間、住ませていただいた借家を立ち退きになり
ニャアコとは離れ離れに暮らさざるをえなくなって
しまったのです。

奇跡的に、住めなくなった空き家を貸して下さる
方がいて、5月からそこでチーや謎の美少女猫、
そして孫たちと過ごすニャアコ。
6年前どういう成り行きで、どこから我が家に流れ
着いたのか知るすべもありませんが、今度は車で
約20分ほどかかる、海の近くの集落へと移り住む
という、何だか数奇な人生…ならぬ「猫生」を
歩ませてしまってるみたいで、心苦しい気持ちに
なります。

毎日、食事とトイレの世話を兼ねて会いに行くと、
車を停める音を聞きつけて必ず玄関まで迎えに来て
くれます。
「それアンタじゃなくて餌を待ってるんちゃうの?」
と、思われるかも知れませんが、結構な量のご飯が
皿に残ってる時でもちゃんと玄関に迎えに来てくれ
るので、きっと待っててくれてるんだと信じており
ます。(ちょっと自信ないぜw)

6年前のあの頃は、毎日、朝と夕方に、ニャアコが
我が家に餌を食べにやってきて、仕事から帰って来た
夕方などは、コンクリートの床に2人で寝っ転がって
暮れてゆく秋の空を眺めたものでしたが、今では
すっかり立場が逆転し、私がニャアコ達に会いに行く
日々です。

出会って、一緒に暮らして、そしてまたお互い
離れ離れに・・・

ただ、どんなに距離が離れていても、今は運命共同体
となったニャアコと、そしてその子供、孫を守って
ゆきたいと誓った6年目の秋でありました。


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イロドリ
「う~ん、またタイトル負けの記事になってしまった」

ニャアコ
「誰がキャベツ太郎やねん」

イロドリ
「会話になってねーじゃねえか」


ちなみに冒頭の歌詞は、昔からの読者の方はもう
ご存じでしょうが(覚えてねーよw)
女性シンガー「しゅがーれいん」さんが、作って
くださった曲「ニャアコの右手」です。
非常に素敵な歌声なので、ぜひ聞いてみたいという
方は、このブログのカテゴリー「ニャアコの右手」
(そのまんまやんけ)の記事で聴くことが出来ます
ので、どうぞよろしくお願いいたします。

ニャアコ
「誰がキャベツ太郎やねん」


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