そして今年も「大切な場所」へ [ダレトクヒメジツアー2013]
こうして爽やかすぎる秋晴れのもと、商店街と姫路城周辺を散策し、
またまた後ろ髪をひかれる思いで姫路駅から電車に乗って飾磨駅へ。
(「暖かな秋の日に」の記事を見逃しちゃってる人は、2つ前の記事へ
GO!)
ただちょっと、気になったのは姫路城周辺に野良猫が多かったこと。
大きいのから小さいのまで、いろんな種類の猫が出てくる出てくる・・・
よく見てると、いかにもソレ系の(ホームレスっぽい)おっちゃんが、
パンか何かを、ちぎっては投げ与え、ちぎっては自分が食い・・・と
餌付けしていた。
ウチもひょっとしたら近所からこんな感じで見られてるのだろうかと
心配になったり、この猫たちは誰かが責任もってみてるのだろうか
と気になっていたのだが、やはりずっと問題になっていたみたいで、
12月20日付けのニュースで、姫路城の野良猫100匹が一斉に
去勢・避妊手術へという記事があった。
あの時見た猫たちも、ちゃんと手術してもらって元気に暮らしている
だろうか・・・
これは飾磨駅から車を停めてあるイオンに歩いて戻る途中の一枚
晩秋のセンチな空気は、何気ない町並みですら愛しく感じさせます。
そして、イロドリとビジンダーを乗せた車はいよいよ旅の目的地へ。
ここは姫路を流れる、とある川(とある、という名の川ではありません)
車をマックスバリューの駐車場に停め、川沿いの土手を歩く2人
イロドリ 「自分で言うのもナンだが、この写真はちょっと酷いな」
ビジンダー 「ん~何か5歳くらいの子が生れて初めて触ったカメラで
撮りました・・・みたいな。イロドリちゃん、部屋の箪笥の
裏にあるアクションカメラっていう本見て写真の撮り方
勉強したらいいんじゃないの?」
イロドリ 「・・・それエロ本だよ。ってか、いつの雑誌だよ」
で、取り直したのがコレ。あんまり変らない。
土手を歩いていると、またまた猫が・・・
結構、人懐こい
バイバイ、またね。
ビジンダー 「お母さんも去年ここに来たんだねー」
イロドリ 「ここは、俺の大事な友達のお父さんが昔、殉職
された川でな。ま、言っても赤の他人だし、俺が
その友達に出会う遥か前の話なんだけど、20年ほど
前に、そこの慰霊碑を通してちょっとした出来事が
あってな、それ以来ここは俺にとって大切な場所に
なったんだ。で、姫路を離れてからはこうして
1年に1回、この時期にお墓参り代わりに、手を
合わせに来てるんだよ」
ビジンダー 「へー、そうなんだ」
気がつけば時刻はもう午後3時半、秋の夕方特有の黄金色の
空気に包まれながら、この景色を心に焼き付けて駐車場へと
戻る2人。今年のダレトクヒメジツアーも、そろそろ終わりの時間が
きたようです。
つ・づ・く (まだ、あと2回あるよ)
2013-12-25 19:57
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今回の旅のお供はビジンダーだったのですね。
人生、いろんな出会いがありそして別れがあります。
喜びと悲しみの繰り返し。でもだからこそ人でいられる
のかもしれません。
ニャアコの歌を聴かせていただきました、しみじみとした
素敵な歌ですね。ニャアコらしいです。
by 青竹 (2013-12-28 10:20)