第282話 「続・変身」 [ダレトクヒメジツアー2013]
2013年11月某日、@イロドリ家
ビジンダー 「ねえねえ、イロドリちゃん」
イロドリ 「あ?」
ビジンダー 「もう!何でそんなに面倒くさそうに返事するんだよー
感じ悪いなー」
イロドリ 「悪ィ悪ィ、最近ちょっと疲れがとれなくてよ」
ビジンダー 「YOU、もう辞めちゃいなよ、そんな仕事・・・
しまいに身体壊しちゃうよー」
イロドリ 「ジャニーさん、気持ちは嬉しいけど辞めてウチの家族と
お前たち養えるんだったら、とっくの昔に辞めてるよ、
あんなド底辺の腐れブラック会社。で、何だよ、飯か?」
ビジンダー 「違うよ、あのね、ちょっとお願いがあるんだけど」
イロドリ 「ダメ」
ビジンダー 「ええ!? まだ何も言ってないじゃんか!」
イロドリ 「聞かなくても”お願い”って言ってる時点で絶対ロクな
ことじゃないだろうからな。どうせ俺には1円の得にも
ならんことだろうし」
ビジンダー 「ひどーい!いつもイロドリちゃんの心配してあげてるのに
お願いが何かぐらい聞いてくれてもいいじゃんかー!
意地悪!イロドリちゃんなんて大ッ嫌い!バカ!バカ!
ケチ!人間のクズ!えーーーーーーーーーーーん」
イロドリ 「人間のクズてキミ・・・ん~まあ、ビジンダーはこの前も
俺に優しい言葉をかけてくれたし(「泣いた・・・泣いたよ
。久しぶりに俺は泣いたんだ。」の記事参照)、
とりあえず今回は特別に聞いてやってもいいか」
ビジンダー 「ホント?わーい、イロドリちゃん、だーい好き!」
イロドリ 「ゲンキンな奴だなあ、よっぽど変な頼みじゃない限り
聞いてやるよ。で、何だよ、お願いって」
ビジンダー 「あのね、今度、姫路に行くんでしょ?今回お母さんは
行かないって言ってるから代わりに私を連れてってよ」
イロドリ 「ダメ」
ビジンダー 「・・・」
イロドリ 「まあ待て、そんな目で俺を見るな。いいか、よく聞けよ
簡単に姫路って言ってるけど遠いんだぜ、お前らが
脱走してウロついてる近所とは、わけが違うんだよ」
ビジンダー 「でも、お母さんいつも行ってるじゃん」
イロドリ 「バカだなあ、ニャアコはいつもついて来る時は変身して
るんだよ・・・ん?ちょっと待てよ・・・変身・・・変身?
・・・まさか!?」
ビジンダー 「フフフ・・・お見せしよう!ショッカーの敵、そして人類の
味方・・・キュイイ~ン」
イロドリ 「お前ソレ、一文字隼人のパクリだろ」
ビジンダー 「ニャハハ、バレたか、じゃあいくよ、いい?
エロイムエッサイム~♪ エロイムエッサイム~♪
我は求め訴えたりぃ~」
イロドリ 「軽い呪文だなあ、ノリが”ももクロ”みたい・・・ん?」
ビジンダー 「うううーーー!ニャーーーーーーーーーーーーーーー!」
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・
ビジンダー 「じゃーん!どう?」
イロドリ 「しかし尋常じゃない変身のチープさだな・・・
何人の訪問者の方が我慢して最後まで読んでくれたか、
そっちのほうが気になってしゃあないわ」
つ・づ・く
2013-12-13 20:13
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