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輝け!第3回「カネに困っても手放したくないお宝自慢」 [お宝]

ビジンダー「せーの!」

一同   「輝け!第3回、カネに困っても手放したくないお宝自慢~~!!」

 わー!ドンドンドンドンドン!パフパフパフパフパフパフ~~!

イロドリ 「いやー、ひさしぶりに帰ってきましたこのコーナー、今回のアシスタントは?」

ラム    「ラムでーす」

ビジンダー「ビジンダーでーす」

ニルス  「三波春夫でございます」

イロドリ 「これがホントのレッツゴー3匹でーす!って、アホか」

ニャアコ 「なんか静かだと思ったらイーライが休みなのね」

イロドリ 「居るとうっとうしいけど居ないと物足りない典型だな」

ニルス  「まあ、出来の悪い子ほど可愛いって言うからね」

イロドリ 「フハハハハハ・・・弟に言われてたら世話ないな」

ラム   「早く始めないと時間が無いわよ」

イロドリ 「おっと、そうだった、いくぜ!記念すべき第3回のお宝はコレだーーっ!!」

   ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン !

P1010931.JPG

ニルス  「・・・この家は靴下がお宝になるくらいのビンボーだったのか?」

イロドリ 「そうなんだよ、子供たちなんて毎日裸足で学校に・・・って違うわっ!」

ラム   「なんか書いてあるわね」

P1010930.JPG

イロドリ 「ジャ~ン!これが今回、自信を持って紹介するお宝!

       元・阪神タイガース赤星憲広選手の直筆サイン入りソックスだー!」

一同   「スゴーイ!ヒューヒュー!」

ニャアコ 「へー、赤星選手のファンだったんだ」

イロドリ 「ああ、野球選手としてだけじゃなくて、人間としても尊敬してるんだ」

ラム   「どんな選手なの?」

イロドリ 「盗塁王獲った実績とか、試合だけじゃなく野球そのものに対する姿勢

      とか、地味だけどいろいろスゴイ選手なんだけどな、俺が一番尊敬して

      やまないのは、この人が試合で盗塁を決めた数だけシーズン終了後に

      施設に車椅子を贈ってたってトコなんだよ」

ニルス  「タイガーマスクみたいだね」

イロドリ 「だろ?きっと赤星選手の中にも伊達直人の魂が受け継がれてるんだよ」

ラム   「でも、そういう事してる日本の選手ってあんまり聞かないわよね」 

イロドリ 「うん、まあ色んな形で社会や福祉に貢献してる選手っていっぱいいると

思うんだけど、やっぱり小さい頃からタイガーマスク見て育った俺

としては、こういう生き方に憧れるんだよ」

ビジンダー 「へー、だけどコレどうしたの?」  

イロドリ 「スポーツ新聞の懸賞で当たったんだよ」      

ニャアコ 「え?イロドリちゃんってクジ運、すごく悪くなかったっけ?」

ラム   「あー、そうそう!前回の永谷園のやつで毎週2400名に当たるのを

10年近くハズし続けて1回しか当たらなかったって言ってたじゃん」

イロドリ 「これがすげえんだぜ、病院の掃除で患者さんが捨てていった新聞

休憩室で拾って読んでたら、まだ応募の締め切りまで日にちがあった

      からダメ元で出したんだよ、そしたら忘れた頃に当選しましたって

      これが送ってきてなあ」

ビジンダー「すごーい!永谷園の時と同一人物と思えないね-!」

ラム   「きっと一生分の運を使い果たしたんでしょうね」

イロドリ 「縁起でもないこと言うんじゃないよ」

ニルス  「この、11 って数字は?背番号?」

イロドリ 「いや、サインの横の53 が赤星選手の背番号だよ。これはな、プレゼントの

      企画で、試合で盗塁した翌日にその時のシーズン通算の盗塁数をサインと

      一緒に書き込んでくれてたらしいんだよ」

ニルス  「スゲーッ!車椅子と同じくらい価値あるじゃん!」

イロドリ 「いや、さすがに価値も意味も全然違うと思うけど、確かにすごいファン

      サービスだよな」

ニャアコ 「やっと、お宝コーナーらしくなってきたわね」

イロドリ 「でもな、これがお宝なホントの理由は、この年が赤星選手の現役

      最後の年になっちゃたからなんだよ」

ビジンダー「え?でも赤星選手ってイロドリちゃんより若いから09年っていったら

      まだ30代半ばだっただったんじゃないの?」

イロドリ 「生命に関わるような首の怪我をやっちゃって志半ばでの引退だった

      みたい」

ニャアコ 「本人も残念だったでしょうね」

イロドリ 「で、シーズン終了後の引退のニュースの時に、施設に贈る車椅子

      1台1台にサインを書いてる映像が流れてな、俺は家族と晩飯食って

      たんだけど、涙がポロポロ流れてきちゃって大変だったぜ」

ニルス  「いろんな意味で大切な宝物なんだね」

イロドリ 「そうなんだよ、こんだけクジ運が悪い俺のトコに来てくれたっていうのは、

      きっと赤星選手の志を受け継いでくれっていうタイガーマスクの意思

      みたいなものを感じてなあ・・・」

ニャアコ 「アナタ、たまに信じられないくらいポジティブな発想するわよね」

イロドリ 「フッ、よせよ照れるじゃねえか、で、まあ俺はもう、人生半分以上

      終わってる人間だからアレだけど、せめて子供たちは、こういう

      思いやりの心を持った大人に育ってほしいと思ってるんだよ。

      世の中に影響与えるような立派な人にはなれないかもしれないけど、

      生きてることに感謝できて、相手を思いやる気持ちを忘れない人に

      なってくれたら親としては幸せだな。まあ、俺自身が道を踏み外し

      そうになった時は、この靴下を見ながら気持ちを正してるんだけどな

      ・・・って何の話だよ。すっかり長くなっちゃったからこの辺で

      お開きにするか。飯の準備してやるからレミーたち呼んでこいよ」

一同   「さんせーい!」 

P1010929.JPG

赤星さんの今後のますますのご活躍をお祈りしております


(おわり)


ニャアコ 「さ~て、来週の手の折れた招き猫は?」

ラム   「ラムです、第3回お宝自慢いかがでしたか?赤星選手ってまだ独身みたい

      なんですよねー、もったいない。私が人間だったらクールビューティ返上で

      アタックしに行くのに~!なんちゃって。さて次回は・・・あ、忘れてた!

      来週7月1日はイロドリちゃんの40ウン歳の誕生日でーす!

      多分、大した記事は書かないと思うけど、7月1日限定、特製・猫田係長

      アイコンでお待ちしてますとのことです。7月1日だけなんで忘れないようにね、

      大事なコトなんで2回言っといたわよ[黒ハート]じゃーねー」

ニャアコ 「来週もまた、見てくださいねー! ぅンがくく」

       



         

         






       
         






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クローヴ

「三波春夫でございます」のくだりは昭和世代じゃないとわからないですよね(笑)
もちろん私はわかります(^▽^)

赤星選手の施設に車椅子を贈ろう…というその気持ち、すてきですね。
スポーツ選手のそういう行動って、色々な人に、特に子供達に影響大だと思います。
この靴下はたしかに絶対手放せないお宝ですね〜。
赤星さん、外身も中身もイケメンなんだなぁ♪
by クローヴ (2013-06-27 10:59) 

青竹

私は野球はほとんど知らないのですが、赤星選手のことは
新聞やニュースでみかけていました。
とても真摯な生き方をしておられますね。
全身ボロボロの私は、どうも最近ネガティブになってしまって困ります。
by 青竹 (2013-06-29 20:20) 

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