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貧者のディズニーランド(その3) [貧者のディズニーランド]

「ホラホラお父さん、あっちに猫娘がおるよ!」


てっきり見逃してた猫娘のブロンズ像を、帰る間際に

発見できて喜んでるのかと思っていた。

「ああホンマか最後に見れてよかったな・・・うわっ!?」

なんと娘が嬉しそうに指差した先、道路を挟んだ向かい側に

「本物」の猫娘が居た。


たとえば記念館の前とか商店街の中やら、土産物屋さんの

近くなんかで観光客とふれあってたり、祝日や日曜に鬼太郎や

仲間達と水木ロードを練り歩いてたり、というなら納得だが

そこは駅からも、水木ロードのメイン通りからもちょっと離れた、

比較的 普通の建物が並んでいる普通の場所だ、しかも

観光客はおろか現地の人も全くいない平日の真昼間である。


そして何故か猫娘は普通にベンチに座って足をブラブラさせていた。

まるで白昼夢を見ているようなシュールな光景だった。


せっかくだから写メ撮ってもらおうと、道路を横断しながら

猫娘に呼びかけた。

「おーい、猫娘ー、一緒に写真撮ってー」

(つづく)

P1000491.JPG

安藤広重さんの「東海道五十三次」に「妖怪」をかけた、

先生入魂の「妖怪道五十三次」のうちの「戸塚」です

水木マニアや広重ファンのみならず

昔、永谷園のお茶漬けや ふりかけについてたオマケの

「世界の名画」カードを集めてた世代には堪りませんね~

水木ロードのお土産としてだけでなく、画集として

一般の本屋さんでも扱ってるみたいなので、ぜひ一度

ご覧になってくださいませ。
















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